わさビール
2014/01/14

 わさび風味のビール「わさビール」という商品がある。産地は岩手の旧宮守村、現在は編入されて遠野市の一部になっている。15年ほど前、岩手を訪れた際に看板を目にした。わさびのビールなんて美味いのだろうかと思ったが、その時分はアルコールを嗜まなかったので、自らの舌で検証することもなく、疑問は疑問のまま終わっていた。
 昨年の暮れ、友人が岩手県に移り住むことになった。住所を聞くと遠野市だというので、彼に頼んで「わさビール」を送ってもらった。15年振りの感動のご対面である。栓を抜きグラスに移すと通常のビールより、仄かに緑がかった色をしている。実に美しい色合いである。肝心の味は、一口飲むとわさびの香りがまず鼻腔を通過し、その後にビールの香りが追いかけてくる。面白い。悪くない。美味いかもしれない。くせになるかも。好きになるかも。やめられないかも。マガモ、カルガモ。

皆様もぜひ一度お試しくださいませ。

地下鉄
2014/01/07

 身近な交通機関の駅は、札幌市営地下鉄・幌平橋駅だ。開業当時から利用している駅である。札幌オリンピックの前年、1971年に開業した南北線は今年で43年の歴史を誇る。当時、北方面は「北24条」が終点であったが、現在は「麻生」まで延びている。
 ところで恥ずかしい話であるが、つい最近まで麻生は「あざぶ」と読むのだと思っていた。何を隠そう、実は「あさぶ」であった。おそらく間違えて覚えてしまっている人も多いと思う。BOSSはどうだろう?

それにしても幌平橋駅は閑散としている。駅の周囲も40年前とほとんど変わらない風景だ。こうして地下鉄を待っていると、なぜかセンチメンタルな気分になるから不思議である。

怪我の功名
2014/01/01

 前回の日記になぜかシャレで「新年のご挨拶に…」と書いたので、これまでサボってきた理由が偶然にも出来てしまった。怪我の功名と言いたいところだが、いい大人がこんなことでは、いけませんな。

というわけで…、
あけましておめでとうございます。希望の新年がやってまいりました。今年は午(うま)年でございます。駿馬の如く駈けずり回りたいと、信念を持って新年の誓いとさせていただきます。

札幌は年末から雪が振り続き、元日の朝は白一色。

犬は喜び「にわか蹴鞠」猫はコタツで悪くなる。

スープカレー
2013/09/25

 スープカレーは最近の札幌を代表する味覚の一つだ。
美味い。美味いが正直に言うと、最初はなんとなく馴染めない食べ物であった。カレーなのかスープなのかはっきりしないし、シャバシャバのカレースープでライスを食べるのは、魅力的ではなかった。
東京在住の頃、二子玉川にあるスープカレー専門店に行ったことがあるが、こちらの期待程ではなかった。

 やがて札幌に移り住み、スープカレーを何度か食べるうちに、味覚中枢に訴えるものが大きくなり、今では好きな料理のひとつになった。時々食べたくなるのだ。一般のカレーよりも野菜がたっぷり摂れるのもありがたいし、ラーメンと同様、店ごとに味が違うのも面白いと思う。

 BOSSと九段支部長と3人でススキノ近辺で食べたスープカレーも美味しかった。たしか「すあげ」という店だったと記憶している。皆様も札幌にお越しの際には「すあげ」に足を運んでみて下され。
ちなみに写真は「すあげ」のものではないことをお断りして新年のご挨拶に替えさせて頂く。

ビールの街サッポロ♪
2013/09/23

 9月20日はサッポロファクトリーのアトリウムにて”サッポロオータムビヤフェス”トが開催され、上田文雄札幌市長をはじめ関係者の方々、集まったお客様等、約1400人大合唱の「ブラボー札幌」が会場に鳴り響いた。

 このサッポロファクトリーはかつての「サッポロビール工場」の跡地であり、この場所こそビールの街札幌の原点である。

泣いてばかりいると…
2013/09/20

奄美の思い出に泣いてばかりいたら、いつの間にか秋がやって来ていた。涙目で充血のせいか、この頃妙に夕焼けが紅く眩しい。

「デイゴの花」のCDは大好評だ。来年はもしかしたら奄美でBOSSのライブがあるかも知れないぞ。日焼け止めクリームを買っておこう。

明日からBOSSは音楽活動39年目に突入だ。「突入」言葉の響きに勢いがあってよろしい。「さあいくぞ!」という感じになる。僕もやらなきゃ!確変突入!!

*写真は奄美の夕映えの空とヤドカリに扮した私

八月踊り
2013/08/07

 奄美に上陸してからは陽射しとの闘いであった。「最も暑い時期の奄美に来たね」と地元の人に笑われてしまうほど、僕の美肌はたった一日でひどいダメージを受けていた。南の島の真夏の日差しは狂気である。そして凶器である。
8月3日は奄美大島南西部にある宇検村(うけんそん)に行った。ここの「どんと祭り」でNanaがライヴの予定だ。もちろん「デイゴの花」も披露する段取りである。
到着後、まずは「FMうけん」の昼の番組に生出演。なぜか僕も出る。30分番組のほとんどを我々に割いてくれた。本当にありがたいです。

ノンビリと宿泊先で過ごした夕方祭り会場に行ってみると、すでに多くの人が集まって、敷物の上に座りステージの出し物を楽しんだり、ビールを飲んだりしていた。人口1800人あまりの村のほとんどが来ているのではないだろうかと思われるほどの賑いぶりだ。

いくつかの出し物の後、メインのNanaのステージである。なんと特別待遇の拡大枠だ。サポートはチジン太鼓のさだちゃん。さだちゃんは実に愉快な男である。43歳独身。

3曲め「デイゴの花」。イントロが流れるとともに立ち上がり、踊りだす宇検村の人達。すごい!これが奄美の八月踊りだ!泣けた。いつの間にか踊ってしまっているC部長。

BOSS、泣けたよー、南の島でさ。
一番星も見たよ、八月の南の島でさ。

そして奄美
2013/08/01

 15時10分発の伊丹空港発、奄美大島行きの飛行機は定刻を20分遅れて出発、奄美大島空港には17時に着いた。伊丹空港で購入した恋愛小説は機内ですっかり読み終わっていた。
「いも〜れ奄美!」の看板が見える。沖縄では「めんそーれ」奄美では「いもーれ」というらしい。「アモーレ」とは関係ないのだろう。
Nanaの二人が空港に出迎えてくれて、そのまま土盛海岸というところに連れて行ってくれた。

大阪入り
2013/07/31

 札幌から奄美に行くには東京か大阪で飛行機を乗り継いで行く方法が一般的であるが、残念ながら8月1日の新千歳ー大阪便はすでに売り切れ状態だった為、前日の大阪入りとなった。

さわやかな札幌と比べると、湿気をたっぷり含んだ何もかも奪っていくような暑さの夏の大阪ではあるが、実はそれはそれで嫌いではない。
大阪での定宿は中之島のホテルだ。BOSSの歌にも「中之島のホテル」と出てくるが、ここと同じホテルなのだろうか。

夕方、ホテル発のシャトルバスで梅田に行き、阪急東通りをブラブラしてから友だちに会った。食べて飲んで語らい、楽しい夜を過ごした。
帰り際に思いがけないプレゼントを貰った。明日の奄美行きに弾みが付いた。
よし、頑張ろう!!待ってろよ、奄美大島!!

デイゴの花
2013/07/25

「デイゴの花」のCDが完成してサンプルが届いた。待ってました!Nanaの二人出来栄えに喜んでいる。
このCDが多くの人に聴かれ、BOSSの曲がより多くの人に知ってもらえれば幸いである。

さて8月1日からセールス・プロモーションで奄美に行くことにした。奄美を訪れるのは初めてである。奄美どころか熊本より南には行ったことがない。はたしてどんな道中になることやら。

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