やっちまったよ〜
2013/05/15

やっちまった。千葉県の落花生の産地ではない。あれは八街(やちまた)だ。

今年の4月から札幌にある放送音楽芸術専門学校で非常勤講師をしている。教えているのはミュージシャンコースの2年生。火・水曜の午前中に3時間ずつ、2班に分けて週に6コマの授業。座学なので黒板を使っての授業である。金髪、ピアス、サングラスの19〜20歳位の元気な若者たちを3時間ずっと座らせて、彼らが飽きないようにずっと話し続けるのはハッキリ言って至難の業だと思う。まして教科書もテキストも何もない。とりあえずは、明日何を話そうかと前日に考えるだけ、知識と話術だけが頼りの45分三本勝負だ。
 この火曜、水曜という組み合わせだが学校の行事や祝日休などでズレるから少々厄介でである。今年のGW明けの週は学校行事があり、13日まで授業は休みだと思い込んでいた。そんなわけで7日の火曜日も授業は無いと決め込んでいたのだが…。
 7日火曜の朝8時半に所用で講師仲間に電話をした。用件を伝えた時に電話口の向こうの響きがなんとなく広い場所のようだったので、念のため「どこにいる?」と問うとなんと学校だと言う。あー!!なんてこったい!! 授業開始は9時25分だ。とにかく電話を切り大急ぎで学校へ。奇跡のギリギリセーフ!!頭は寝ぐせ、目は寝ぼけ。
グッモーニン!エブリボディ!
授業は3時間の完全アドリブであった。

やっちまった。

約束
2013/05/11

 最近「約束」について考える。
日本人は古来より「約束」という行為を殊更に大切にしてしてきた人種、民族である。「武士に二言なし」ということわざがある国だ。「日本人は約束を守る」という世界的認識が、日本という国が高評価を受けている要因の大きな部分であろう。

約束を守るということは本来特別なことではない。当たり前のことである。必ず守るという大前提があるから約束が成立する。信用があるから約束が成り立つ。約束は守るもので守らされるものではない。約束を果たす努力をすべきである。
逆に約束を守れないと糾弾される。評価が下がる。信用されなくなる。

守れない約束は本来は約束ではないが、結果としてどうしても守れなくなる場合もある。そんな時、昔の侍ならば死をもって自らの恥を周囲に示したかもしれないが、現代ではそんな必要はない。とにかく誠意ある態度で相手に接すれば良い。まずは弁解ではない、心からの謝罪である。
人に頭を下げられない人間が増えた。促されてから謝るのでは誠意を感じない。まして相手によって態度を変えるのは「卑怯者」である。

この国は卑怯者がうようよと闊歩する国になった。まして卑怯者が権力を持つからタチが悪い。

摩訶不思議なり
2013/05/06

 まさしく一寸先は闇である。どこに災難が転がっているかわからない。あの人とはもう会えないのだ。会いたくても会えない。
だから人には優しくしよう。

ガチャピンとムックがCMに出るそうだ。このコンビは今もなお人気があるのだそうだ。なぜだろう。
特にこのムックという芋虫のようなトカゲのような生き物は、スキーで見事なシュプールを描いたり、スキューバダイビングまで颯爽とこなす、すごーい奴だ。
「海の中は不思議な生き物がいっぱいいるなあ」と、このムックという更に不思議な生き物が言う。
摩訶不思議である。

ここに「あぶらとり紙」がある。7倍の吸収力と書いてある。比較対象が何なのかは知らないが、とにかく強力なのは間違いない。いかにも吸収力が良さそうなピンク色をしている。若かりし頃の俺もこのくらい吸収力があったなあ。
まあそれはさておき、このピンク色の油とり紙を持って深夜にBOSSのところにこっそり行き、自転車の後輪ギア部分に何枚も貼り付けたら、さぞかし油が取れるだろうなあ。ペダルをこぐ度に「キコキコギーギー」と騒々しい音を立てるだろう。

先日訪れた支笏湖は、まだ春とは呼べぬ冷たい風の中だった。

行き詰まり候
2013/04/27

 行き詰まり気味のGW初日。やることがあり過ぎてどれも手に付かない。そんな時はすぐにコーヒーブレイク。
 久しぶりにスターバックスコーヒーに行った。実に一年ぶりくらいである。東京では御茶ノ水のスターバックスによく通っていたが、札幌では滅多に来ない。
いつものように、というかそれしか知らない「キャラメル・マキアート」を注文しようと直前まで思っていたが、カウンターで自分の前に並んでいたお姉さんが「◯◯フラペチーノを下さい」と言ったので、なぜかこちらも咄嗟に「キャラメル・フラペチーノを…」と言ってしまった。しかも他のことをぼんやり考えていたのと、商品名に自信がなかったのでなんとなく語尾が小さくなり、結果的になんだか甘えているような発音口調になってしまった。すると妙に恥ずかしくなり、意味もなく赤面してしまった。思い込みである。
「フラペチーノ…」「カプチーノ」「ペペロンチーノ」何故、このような響きなのだろう。皆さんも口に出して思い切り甘えた口調で言ってみてくだされ。

「ねえ、フラペチーノ、私ずーっとあなたのことが、ペペロンチーノ…」

ちなみにフラペチーノはフラッペとカプチーノからなる造語らしい。元はイタリア語なのであろうか。

五月みどりの往年のヒット曲に「おひまなら来てね」という歌があった。
「おひまなら来てよネ 私淋しいの〜♪」

これをイタリア語とのミックスにすると
「カルボナーラにしてよね 私カプチーノ〜♪」になったりしてと、フラペチーノを飲みながらまったり考える午後。今頃れんこん食べてるのだろうか…。
食べたかったなあ。あー、ずるいなあ。食い物の恨みは恐ろしいのだ。れんこんが動機の怨恨による事件が起きたら、ややこしい話なのだ。

円山の和菓子屋さんの名物に「づくめ団子」という胡麻団子がある。団子を和三盆と黒胡麻の中から発掘して食べる。美味し。

LIVE CD !! その1
2013/04/25

6月上旬リリース予定のCD「山木康世LIVE 花紅柳緑」のマスタリング作業がようやく終了した。あとは発売を待つばかりである。
このライヴ盤は昨年5月に開催された『山木康世ソロ20周年記念コンサート 緑一色 〜All Green」の音源から選曲した13曲にプラスして「花紅柳緑(ハナハクレナイヤナギハミドリ)」のニューヴァージョンをボーナス・トラックに加えた全14曲入りだ。
ボーナストラックの「花紅柳緑」は、お知らせした通り壮大なアレンジと重厚なコーラスが加わった。そして上田文雄札幌市長もコーラスに参加して下さった、噂の必聴必殺バージョンだ。

ライヴ音源の収録曲については、先日の江古田マーキーにご来場された方にはチラシをお配りしたが、この日記を読んでくださっている方にもここであらためてお知らせします。
1.白い冬
2.風来坊
3.眠れない夜だった
4.ひとりの冬なら来るな
5.静かに水の流れが岸を削って行く
6.北風の荒野にて
7.粒々辛苦
8.春雷
9.旅鴉の唄
10.恋心
11.嶺上開花
12.思えば遠くへ来たもんだ
13.メロディー
<Bonus Track>
  花紅柳緑〜ハナハクレナイヤナギハミドリ

昨年のコンサートに足を運ばれた方、緑一色のDVDをご覧になった方はお気づきかと思うが、実際のコンサートとは曲順がガラッと入れ替わっている。コンサートでは、始まりの曲は13曲目に収録の「メロディー」だったが、なんとCDでは最後のボーナストラック前に収録。
一体この流れがどういう風に聴けるようになっているかは、実際に皆様で確かめてみて下され。
しかも今回、このCD用に新たに音源をマスタリング。DVDと違い、CDでは映像がないので、音にさらにエネルギーを注ぎ込む作業をして、それぞれの楽曲が新たに生まれ変わった。
 マスタリング作業のため、何度も繰り返し聴き直したが、とにかく素晴らしい作品に仕上がったと思う。120回位聴き続けているが飽きない!乞うご期待!!  …続く。

モルダウ
2013/04/21

 昨日の江古田マーキーでは突然BOSSにステージに呼ばれ、プロジェクトH&Uの経緯を話すようにと言われた。元来、人前で喋ることには苦手意識や抵抗などはあまり無い。以前に東京FM系列の全国ネットで、アルフィーの坂崎幸之助氏と一緒に番組をやっていたことがあるし、ちょうど一ヶ月前の市長室で、上田文雄札幌市長の前でも、堂々としかも生意気に意見を申し述べさせていただいた。
しかしそれでも今回の件は上手く説明出来ない。皆が、いや多くの人が理解できる説明が出来ないというのが正直な本音である。この企画のスタートとこれまでの結果については、それなりにご報告できるが途中経過がどうにも説明するには難しい。「市長にお願いしたら受けてくれました」。それなら誰でもお願いすれば叶うはずである。
結局BOSSが、所謂「何か持ってる人」ということなのだろうか。

 昨日のマーキーでは、アンコールの最後に出来上がったばかり音源を大音量で流した。集まってくださった方々は一体どんな思いで聴いていたのだろう。BOSSはロシアのイメージといったが、僕がアレンジで思い描いていたのがモルダウ川だ。ボヘミアからチェコの首都プラハを流れ、ドイツへと続く北ヨーロッパの大河である。スメタナの「わが祖国」の第二楽章の冒頭を意識して作った。
 滔々と流れる川が大地を育み、人々の暮らしを見守りながらやがて大海に出て行く。暮らす人は違えども、その流れは悠久である。

水・木かと思ったら、火・水だった の巻
2013/04/15

あー、曜日を間違えてた!どうしよう!
明日から授業だった!
しかも朝からだ!何も準備をしていない!
3時間も一体何を話そう!
日記なんぞを書いている場合ではない!
大ピンチ!

「えー、ST上昇または新たに生じたと考えられる左脚ブロックが認められる急性心筋梗塞患者で、発症12時間以内あるいは虚血症状が持続する場合は12時間以降でも、梗塞責任血管の形成術……」
ダメだ、分野を間違えた。パニクって来たぞ。

そうだ、まずは「ザックス=ホルンボステル分類」の話から入ろう。
とにかく不安である。

花はくれなゐ 柳はみどり
2013/04/11

4月から学校に通う事になった。通うといっても学生としてではない、なぜか講師である。最初にこの話が来た時、正直なところ断ろうかと思った。今さら講師など引き受けて、時間を拘束されるなんてまっぴらゴメンだ。それなのに結局引き受けた理由は、ほぼ同時に誘われていた件を断る理由として、講師を引き受けるのが好都合だと思ったからである。もうひとつ誘われていたのはアフリカのスーダンに行かないかという話だった。僕は虫が苦手だし、それに暑いのには耐えられない。アフリカは暑いはずだ。学校の講師の方がスーダンを選択するより数段上である。結局今日もダジャレか。

「花紅柳緑」
師範に毛筆で書いてもらった。これはカッコいい。
玄関に飾ろう。

そういえば落語家に「柳家花緑」がいる。五代目柳家小さんの孫だ。
花紅柳緑に似てる。応援することに決めた。

Hはハナハクレナイヤナギハミドリ
Uは上田市長
LはライヴCD
U’はテレビ局UHB
Dは…もう少し秘密にしとこう(笑)

ある日の出来事
2013/04/05

 それから僕たちは、駅へと続く坂道を何も言わずに歩いた。
あの時、君の瞳に映っていたものは一体何だったのだろう。
過ぎ去りし日々?それともまだ見ぬ未来?
その答えを君は教えてくれない。

ありったけの言葉を君に投げかけても、むなしく消えるだけ。
こんなに君を愛しているのに。


いつもの交差点で君はふと立ち止まる。君のお気に入りの場所だ。
何度この場所で僕たちは立ち止まっただろう。思い出の場所。
僕は青い空を見上げ、大きく息を吐いた。

ねえ、もうお終いかい? これで終わりなのかい?
 ・
 ・
 ・
じゃ拾うよ。


僕は君のウンチをエチケット袋に入れ、家路についた。

駄洒落の巻
2013/03/31

 実は先日、誕生日を迎えた。目出度いのか目出度くないのか、よくわからないが、また一つ歳をとった。
ところでいわゆる50歳前後の事を言う「アラフィフ」とは47歳から53歳までを指すと何かで読んだ。なるほど残念だがC部長、アラフィフはもう過ぎた。杉田玄白、前野良沢である(解体新書)。マグロの解体ショー、買いたくなくてもかいたいしょー。

男女問わず年齢を重ねると、身体的変化が生じ、さらにはどこかに支障を来たしたりするものだ。
そういえば最近では左目に蚊がいっぱい飛んでいる。青空に鳥が飛べば嶺上開花でも口ずさみたくなるが、青空に蚊が飛んだら鬱陶しい事この上ない。蚊だけに、モスキートも好きーと言えない状況である。
あ、今日はダジャレにしよう!

なんだかオシッコにもキレが無くなった気がする。たしかにトイレが近くなった。これはもしかすると男性の老化現象のひとつ◯◯腺肥大症か!!ああそうに違いない。◯◯腺肥大の危機だ。
私の私の彼は、肥大危機だ。(判る人だけついてきて下さい)

壁に耳ありプラウド・メアリー。モハメド・アリにクロード・チアリ。
牛にひかれて傷害保険。腐っても鯛、刺さっても杭。
石の上にも座んねん…。

ここまで書きながら、またダジャレを思いついたがこれはシモネタなので書けない。残念。

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