国立スペースコウヨウ御礼
2023年10月10日 | カテゴリー: 山木康世
ただなんとなくなんだけど、近頃のコウヨウ、雨の日が多い気がする。今日は中野から雨だった。本降りではないんだけど、雨の日は気を遣う。どこから要らぬ気遣いがやってくるかは分からない。もっともワイパーの音がスムーズなら良いんだけど、ガラス面を登り切って降りてくるときに不快な音を出しやがる。それが連続で来るんだから喧しい。そんなにゴムは古くない。きっと当たり外れの外れのワイパーだったんだ。でも今年の猛暑を考えればゴムの劣化も甚だしいモノがあっても不思議ではない。まぁ喧しいけど、よく働いてくれるワイパーだな。
ウクレレの「YABO」は相当に良い。ウクレレの持っている独特の乾いた世界観と夜風の怪しい会えぬ観がマッチしていて、歌っていてどこぞの世界に没入出来るのだ。松尾和子さんが生きていてくだされば歌ってくださいとお手紙出したであろうこの歌、札幌の行啓グランドマンションから時空を超えて国立の冒頭を飾った。
最後の最後は好き嫌いのはっきりすり「貧乏神」。72歳最後の大挑戦、面白おかしく更に73歳へ弾みを付けた。お客さんも正直村の村長さんで口をへの字でお帰りになった人もいた。ごめんなさい。こんな感想を述べられて帰っていらしたお客さんもいらした。「今日一番声が出てたんでないかい」そこじゃないけど良しとするか。
お忙しい中ありがとうございました。72歳Livelibrary完了いたしました。
2週間で花の73歳バースデー、50年音楽人生を根掘り葉掘り、新宿へお集まりくださーい。
江古田マーキー御礼
2023年10月07日 | カテゴリー: 山木康世
1曲め、先日のNack5の収録、一誠さんとの絡み「きらめく星座」からスタート。ゲスト山木康世さんですラジオ部分が終わって、「今の声できらめく星座」で始めました。
どんな感じで場内の人には聞こえたことでしょう。少しでも多くの人に、ラジオを聞けなかった人に聞いてもらいたく考えました。どうでしたでしょうか。あまり頻繁にないラジオの事ですので紹介したかったのです。そしてアンコールも終えて最後の最後にまたまた「きらめく星座」が歌いたくなり歌って終わりました。
♪私を包んでくれ 優しく風よいつまでも 夜が明けるまで♪
染みました。いままで一番この歌の真髄に触れた時間でした。
みなさんお忙しい中、誠にありがとうございました。
72歳最後の江古田マーキー、良い感じで終えることができました。
2週間と少しで73歳へ突入します。明日は国立で仕上げとなるのでしょうか。
お父さんがファンで、自分は中学生だったという男性のファンが来てくださいました。
涙の出そうなほど嬉しかったですね。もちろん常連のことは言うまでもありません。
季節は確実に冬に向かっています。夜風が身に染む季節となってまいりました。
鎌倉由比ヶ浜くるくる御礼
2023年10月02日 | カテゴリー: 山木康世
こんなことってありえへん。
ご存知「思えば遠くへ来たもんだ」は武田さんが28歳のとき書いた詩である。確か故郷福岡を離れて6年目とあった。新幹線がまだ福岡へ伸びていなくて、途中乗り換えでおそらく上京したのではないのだろうか。札幌と福岡、北と南の違いはあれど1歳違いの歳の差なのでほぼ同じ時代感覚であろう。感じとしては夜行列車で上京が絵になる。
本日くるくるで中盤3時ころ歌い出し、後半で思いついてセリフを挟んだ。「さきほど江ノ電へ電話して午後3時ころ由比ヶ浜辺りを走らせてほしいもんだ」そしてすべて歌いきりエンディング、なんと床を微かな振動が、やがて庭の緑の向こうをゴォーっと言う音とともに江ノ電が通過したのである。筋書きのない極上のドラマに僕は思わず歓声を上げてしまった。お客さんも大きな拍手を、そして通過後歌は終りを迎えた。こんなことはもう二度と人生でありえへん。神の域な采配に大感謝祭。
電車が度々通る音が邪魔に感じてここでライブをする人が敬遠することがあるだろう。しかし僕に言わせりゃ、こんなピンチをチャンスに変えることもできるんだという証明の日のくるくるだった。
お忙しい中、体調が少し優れない方、遠路はるばる日曜の昼下がり誠にありがとうございました。最後に江ノ電様、誠にありがとうございました。今日から神無月、確か出雲の方へ神様はおいでになり不在の月であったはずだが、お一人神様だけ由比ヶ浜くるくるにおいでになっていたわけですね。
川崎鷺沼フラメンコスタジオ「caramelo」御礼
2023年10月01日 | カテゴリー: 山木康世
先般は中秋の名月、その上満月、この重なりの幸運、次回は7年後というから80歳のことが話題になっている筈。十五夜の翌日は十六夜の月、しっかりと横浜の空に多少オレンジ色でかかっておりました。
お初の鷺沼、フラメンコスタジオ「caramelo」は大きな鏡があり、ここで踊りを見ながらレッスンを受けているんだなと思った。
床がしっかりしていて流石フラメンコ、情熱的な音が聞こえてきそうだ。床に響くのかいつになく良い音響である。
十六夜につき「十六夜の月」から始めた。なんだかんだと18曲あまり。久しぶりにエネルギーをいただき、今日の鎌倉くるくるへ行く行くとココロは逸っている。
GibsonB25もさることながら、テリーズ95が切れの良い音を近頃出している。Gibsonの近況が聞こえているのだろうか、非常にハッスルした音を発する。
今日はお天気も良いようで清々しく由比ヶ浜くるくるの庭はどんな表情をしているだろうか。今日は床の間のある日本間でlivelibrary。
ココロよりお待ち申し上げておりますでyasu
富澤一誠現役バリバリに御礼
2023年09月29日 | カテゴリー: 山木康世
先日3年ぶりに富澤一誠氏のラジオ番組に出演。
前回はコロナ騒動で電話による双方向生存確認。小生古稀の祝い。
今回は僕の音楽活動50周年とふきのとう時代のソロアルバム2枚の話題だった。
一誠氏は頻りに今の時代に合ってるね。時代の先取り感、などと歌詞にマーカーで線を入れてくれていた。よくこの歳で作ったねとも仰ってくれた。前もって渡しておいた2枚のCDを精査しておいてくれてとても嬉しかった。
僕はとっさに「金星人」だったのでとその場を取り繕った。なぜ「金星人」なのかは分からないがとっさの精神の降臨だったわけだ。
デビュー時初めての一誠氏の取材。六本木は飯倉片町スペイン村にあった才谷音楽出版事務所のドアを開けて現れた富澤一誠。毛皮のロングコートを羽織りサングラス、ロングブーツ、片手にはギターではなくアタッシュケースの出で立ちにカッケー、ビビってしまった。どちらの歌手でしょうか?あれ以来50年、互いに古稀の大台まで生きてきた。
プロの手際よいインタビューを受けて有楽町に吹く風はドイツビール、ソーセージへと誘った。
元気でまたお願いしまっす!
皆さまとは10月5日の真夜中にお会いしましょう。
深谷市cityboy御礼
2023年09月25日 | カテゴリー: 山木康世
日曜の高速、予想に反して順調すぎる。ひと頃の猛暑は影を潜め湿度も高くなくて実にしのぎやすい。深谷まで1時間半はドライブ日和で言うことなし。30分前に店に到着。20台分のスペースのあるcityboyは余裕があって心伸びやか穏やかになり、どこに止めようか迷うほどだ。他のお客様のことも考えて少し端に止める。心地良い日差しの中ついウトウト、12時のラジオの予報で目を覚ます。
マスターとは2年ぶりかな、誕生日で79歳になられるという。次回お会いするときは大台ということですかね。自身も歌われるということで声に張りがあってお若く店内をキビキビと歩き回るお姿に老いの姿は微塵もない。老いは足腰から忍び寄るらしいので気を付けたいところ。
ワールドミュージックの雰囲気のあるステージはフォークにとどまらず音楽の持っている癒し効果を存分にまき散らして、演者も同じくα波のシャワーを全身に浴びた9月最後の日曜の夕刻と相成りました。
3つも頂いた焼きそばは帰りの関越、予期せぬ大渋滞の中、立ち寄ったSAで一つ小腹に落とし込み、予期せぬ思わぬお心遣いのお助けに感謝した次第です。
お集りでお会いできたみなさん、どうぞ変わらずにお元気でまたお会いしましょう。中野新井薬師のcityboyより本日は誠にありがとうございました。
50年秋の扉
2023年09月24日 | カテゴリー: 山木康世
渋沢栄一の故郷、ネギで全国区の深谷市。
前回のcityboy。店内に置かれた石油ストーブのオレンジ色の光を思い出す。寒い頃だったんだな。みんな首にマフラーを巻いて、暑いオーバーを着てやって来た。何台か置かれたストーブの温もりの中歌った記憶がよみがえる。
マスターの用意してくれたおにぎり、焼きそばが寒い中やってきてくれたお客様の冷えた心身に温もりを、おもてなしというココロの形。
中野から75キロほどの深谷市。埼玉のような群馬のような深谷。deepvalleyのcityboy。早い時間のlivelibrary。
此処のマスターはカメラのレンズの世界では相当な御人のような。
何とも形容しがたい店の姿。雑多な世界が自分の部屋から抜け出してきたような、普段着のcityboy。張り切って一張羅のココロを着込んで関越を飛ばして行こう。日曜につき渋滞覚悟、多少早めに出かけよう。
50年の秋の扉、新宿文化センターまで一ヶ月を切る。
モリハナエ夏のセーター
「白い冬」レコーディング中スタッフに呼ばれた。
「ジャケット写真を撮るんで二人ここに並んで」と言われてスタジオの外の白い壁の前で記念写真を撮った。この写真が生涯ずっと代名詞のように残るとは思ってもいない。学生時代には考えられなかった音楽漬けの毎日の日々。
まさにひよっこの巣立ちの毎日だったんですね。
知人から頂いていた一番よそ行きの一張羅のセーターを着込んでハイチーズ。
荒川区三ノ輪都電カフェ御礼
2023年09月23日 | カテゴリー: 山木康世
電車の走る町は、その昔は町の人の足で大勢の人に支持されて活気を呈していた。
そしていつしか車社会になって渋滞の原因として鼻つまみ扱いされて町から消えていった。
車社会もいつしか道の整理や整備が追いつき落ち着きを取り戻した感がある。と同時に電車の持つ一途な姿が忙しく慌ただしい町に一服の清涼剤のような存在で燦然と輝きを増し始めた。都会に住む僕たち現代人が失くした郷愁感のようなものを感じさせるのではないのだろうか。
三ノ輪の町から早稲田の町へ都電は走っている。たまに市電や都電に乗るとココロがほっこりする。決して車内は静かではないしスタイルも武骨、スピードもそこそこ、駅間の距離も歩ける距離などが忘れている何かを僕に訴えかけてくる。
都電屋さんのカフェは店内に入ると電車マニア垂涎のモノや模型や写真が満載。そこで頂いた100パーセントビーフハンバーグに舌鼓。
9月のlivelovelyは荒川区三ノ輪で執り行われ、映画のセットのような都電の町は面白く楽しい夕刻で天気もまぁまぁ、良い一日だった。
皆さんありがとうございました。
明後日は深谷のcityboyでliveる。大分涼しさが増したような夜になってきたね。
大田区インテリジェントスペース「神楽」御礼
2023年09月17日 | カテゴリー: 山木康世
真夜中3時頃向かいの令和小学校設置の区役所スピーカーが突然不快な音とともに「地震です地震です落ち着いて○○ください。地震です地震です落ち着いて○○ください」と喧しい。○○が聞き取れず、こちらの方が気になり1時間ほどの誤動作なのであろうが深夜大迷惑であった。
母のお兄さんは函館近くの七飯町で画家を営んでいた。あの松太郎さんの子供である。
ポルトガルを晩年には毎年訪れていたそうだ。函館の修道院、歴代の院長たちを描いていて今でも飾られていることだろう。野幌の百年記念塔ロビーに飾られた北海道開拓大パノラマの絵画は集大成というところか。
「神楽」の植田画伯は長い間パリで絵筆をとっていたという。セザンヌやルノアール辺りが好きだったのではと、壁の数々の作品を見ながらの午後からの蒲田の「神楽」(こうらくと読む)、良い一時でした。みなさんありがとうございました。このような画廊は精神的に非常に良いものがありました。モノを創る人の喜びは時空を超えて人類共通の喜びですな。
週末土曜日は東京都太田区蒲田/インテリジェントスペース「神楽」
2023年09月15日 | カテゴリー: 山木康世
都内における久しぶりのlivelibrary。蒲田はなかなかお目にかからない大田区の町。ずっと昔には「加万太」の名前で見られて、多摩川の下流の湿地帯に蒲が多く見られたから地名になったとかならなかったとか。「加万太」の表記好きですねぇ。
大田区の大森茶屋というお店で以前liveった思い出が。鬼も十八番茶も出花チントンチントントントンシャン。
映画撮影所があってつかさんの「蒲田行進曲」なんてのもありましたな。
東北ツアーの土産話なんぞ交えて2時間チントンシャンしてみたい思いです。
GibsonB-25も大復活、この上ないギター共々のlivelibrary、
いよいよ迫りくる「1022」を胸に秘め成功盛況祈願の心持で猛暑の行く夏を惜しんで参上いたします。
ネットで見ますとどうやら昭和の匂いがプンプン漂っておりますインテリジェントスペース「神楽」。
どうぞ元気なお顔を拝見させてください。ココロよりお待ち申し上げておりますでyasu