ヤマキさんが連呼される
2016年09月28日 | カテゴリー: 山木康世
点滴内に界面活性剤が混入されて患者2人が亡くなった。事件である。NHKを初めとするニュースは一斉に報道する。
「亡くなったヤマキさん」
嫌なものである。
できることなら事故、事件に巻き込まれたくないものである。
嫌な理由にもう一つ名前のアクセントがあった。
「ヤマキ」は普通北海道では下上がりなのだが、標準語になると上下がりなのでこれも僕にとっては不自然なのである。やっと収まってきたようだ。
お茶
2016年09月28日 | カテゴリー: 山木康世
熊本は人吉で結構な煎茶と番茶を手に入れた。
あまり熊本のお茶は聞いたことがなかったので興味を示して、いただいた。
これが誠に結構なお茶で、今まであまり体験したことのない味だった。早速2つ買い求め、東京に帰って飲んでみた。10gに対して水100CCで70度ほどの湯温で5分ほどじっくり煎じる。
大成功だった。お店で頂いたとほぼ同様の甘さとコクのあるお茶が飲めた。
たかがお茶であるがされどお茶である。
番茶の方はまだであるが、昭和62年の新聞の記事に「糖尿に冷たい番茶が効く」とあって、マウスで効果抜群、将来は特効薬とあった。
あれから30年も経ったのだろうか。その後どうなったのか興味深い。
鬼も十八番茶も出花。煎茶、番茶、両者ともに体には非常に良い。積極的にきちんと煎じて美味しく採りたいものである。
ちなみにお茶屋さんの親御さんは90歳以上長生きしたそうである。これはお茶のおかげであるなと推論、確信する。下手な薬は飲まないで、自然のものを多いに体に採り入れ信じよう。
人吉への御礼
2016年09月26日 | カテゴリー: 山木康世
誠に善き日でした。
ひとえに皆々様のおかげでございます。
人吉コンサートへ向けての関係者の皆々様、お忙しい中ご参加の皆々様、生涯で一番のコンサートでした。やりたいこと120%完全燃焼!
ふきのとうコンサートでも味わったことのない達成感で一杯でした。
長いこと継続して初めて得ることの力を全身で感じました。
またお会いしましょう。
熊本の市電
2016年09月25日 | カテゴリー: 山木康世
相当に古い。
あの鈍い黄銅の色をして独特の取っ手の付いたギアハンドルが白い手袋をはめた若い運転手の手で荒々しく操作される。上部に「東京製造所」という明朝体の浮き出た文字が読める。車内は効き過ぎるほどの冷房だ。子供でも届くような多少長めのつり革がブラブラ、ユラユラ。皆が皆長身ではないのだ。
運転手はカーブにさしかかりスピードを緩めるためにハンドルを器用に操る。やがて停留所、ハンドルがガチャンと大きな音を立てて停止状態に戻される。
まるで生き物のように電車は夕暮れの町を通勤客を乗せて轟音を立てて走り回る。ワンマンカーの車内は会話もままならぬ。テープによる穏やかなアナウンスは聞こえてこない。運転手の騒音にも負けない賢明なアナウンスが聞こえてくる。乗り過ごさないように聞き耳を立てる。
天守閣の瓦はすべて落下して普通の屋根のような感じで哀れだ。石垣も所々崩壊している。あの見事な熊本城は痛々しく補修されている。
市電は確かに車社会には不適格、渋滞を招いたりしてドライバーには不評だろう。しかしたまに乗って決まったコースを走ってみると何とも昔の町の臭いが香ってくるから不思議だ。窓から入り込んでくる生ぬるい風は時間を運んでくる。
ライトアップされた熊本城は地震に耐えて夜空に煌々と映えていた。無骨な市電と加藤清正公のお城がよくマッチした熊本の町。
僕が若き日、音楽活動を始めるきっかけを大いに後押し、作ってくれた町、熊本。感謝している。
いやはや
2016年09月24日 | カテゴリー: 山木康世
いやはや鳥取、松江山陰ツアー一部を除き恙無き終了。ご参加のみなさん誠にありがとうございました。ひとえにみなさん方のご理解、ご支援の賜物と感謝する次第です。
日々待ち受ける困難を乗り越えて更なる前進を致しましょう。
見事な秋晴れの元、松江駅より一畑バスにて広島へと山越え、明日の九州人吉へと進路を向けいざ出発!!
あーそれなのにそれなのに・・・
2016年09月23日 | カテゴリー: 山木康世
悩みの種、台風が来て去ってやれやれと思い、もしや台風一過の星空、なんて夢見たのに、今宵の鳥取、お天気の神様は聞いてくださらなかった。
晴れ男、昨日参加してくださる皆様へと準備をした。敷物、ミニランプ、ポリ袋、あーそれなのにそれなのに、あなたはつれなかった。
ホテルの窓から、まだ薄暗い中、何度カーテンを開けて黒々とした夜空に願いを込めて見上げたことだろう。こんな逸る思い、数年前の紋別の流氷ツアー以来なかったのに。あーそれなのにそれなのにあなたは聞き入れてくださらなかった。
鳥取駅裏の大国主命像にも願かけた。多鯰弁天様にも願かけた。砂丘会館でも蕎麦食って願かけた。神様はバスを間違えて空港で走り回っていた。あーそれなのにそれなのにあなたはご機嫌斜めだった。
晴れ男、本領発揮と腕の見せ所だったのに腕を見せられなくて心シクシク泣いていた。
せっかく砂丘で寝転がって満天の星を見ながら歌いたかったのに。どんな心持ちになるのか体験したかったのに。みんなにもしてほしかったのに。
ズワイガニよ、笑ってくれるな、中に強力な雨女様が参加していて晴れ男の負けとなった。
でもあきらめてはいない。もう一回来年、良い時季にプランしよう。
晴れの願いは叶わなかったが、それだけまた長い希望のチャンスを与えられた試練と受け止めて、取り敢えず松江へ旅発とう。
みなさま本当にご苦労様、ありがとうございました。
どうやら去っていったようだズワイガニは言う
2016年09月21日 | カテゴリー: 山木康世
台風は熱帯性低気圧に姿を変えて、太平洋北東の彼方へ去っていったようだ。東京も心配していた雨風はさほどなく良かった、良かった。
砂丘はどうだろうとネットで調べてみると、今日は雨、明日は曇り、明後日は晴れとなっていた。残念であるが、まだまだ分からない。天気はお天気やさんなので、人の気持ちなど考えてはくれない。気まぐれである。
一番心配した風による飛行機の欠航、これは回避できたのでまずまずだ。穏やかな東京の朝である。
時期は少し早いが、ズワイガニが10本の手だか足だかを振っておいでおいでと呼んでいる。
だらず
2016年09月20日 | カテゴリー: 山木康世
ダラズFMを今終えたところ。
向こうの天気は、明後日辺りは本当に台風一過、満天の夜空になりそな様相だ。期待に胸が弾んで胸が破裂しそうだ!!
番組の最後に聞いてみた。
「だらずってどういう意味でしょうか?」
「米子弁で良い意味、親しみを込めて大阪弁で言うアホカイナというニュアンスで使います」
なーるほど、僕も君もだらずだな。
明日前乗りで鳥取へビューンと鳥のように飛んで行きます。
帽子の福音
2016年09月19日 | カテゴリー: 山木康世
奈良、春日井とライブを終えて無事中野村に帰って参りました。
ご参加の皆さん、誠にありがとうございました。
ここでうれしい報告がございます。
奈良のライブの冒頭で帽子のことを話しました。多少大きめなので、高校生の頃の学帽を思い出して内部に厚紙を入れ込んで小さくしている、と帽子を脱いだところ中から白い紙がポロリと落ちました。まぁいいかと拾わずにそのままライブは続行されました。
翌朝ホテルで春日井への準備をしていて帽子をしっかりしようと紙を再度セットを試みましたが中々うまく行きません。そこで内側の布を起こしてみますと、なーんとマジックテープが付いた細い調整用の紐状の布があーるーじゃあーりませんか!!
最大級の喜びの瞬間。なんたる福音。
こんなところにも思わぬ幸福は転がっておりました。
ホテルのゴミ箱に白い厚紙をポーンと投げ入れて足取りも軽く今に至っております。
ありがとうございました。
平成日本ライブハウス親爺連
2016年09月16日 | カテゴリー: 山木康世
年平均70本ほど回っているか。多い年は90本ほどもこなしてきた。
市民会館などと違って、まず目的地に着いたらハウスの親爺とご挨拶となる。様々な人がいる。でも一様に音楽が好きなことに変わりはない。
すぐに打ち解けられる人、出逢いが初めてでないような人、最後までどうにも取っつきづらい人などなど人間なので相性というモノがあってお互い様である。
奈良ビバリーヒルズの坂口オーナー、マスターは僕よりだいぶ若いのであるが、非常に会うのが楽しみな親爺である。
昨年、岡崎リンテン氏と共演したが何を隠そう坂口氏の粋な計らいであった。氏は音楽をとてもデリケートに扱っているようだ。
ふきのとう時代は不特定多数の人と時間を過ごしてきた音楽人生。今は顔の見える音楽人生。似て非なるモノがある。
口数はあまり多くはないが、僕には氏の情熱が伝わってくる。
僕も一生懸命返さなくてはならない。