きいてきたよBourbon
2009年12月11日 | カテゴリー: ミュージック・コラム
■昨夜のBourbonが効いた。Bourbonが北海道に上陸したのはそんなに古くはなく学生の頃の話だ。
■ススキノでBourbon祭りが開かれるという。噂では聞いていたアメリカの酒だ。何でも原宿では拓郎が「ペニーレーンでBourbonを」と歌ってもいる。
■とある一軒の洋風居酒屋で格安のBourbonを注文。今夜に限り2本注文すると1本の値段で良いと言う。そこを突け込まれた。やられた。この頃は酒のなんたるかを何も知らない。初めて口にするアメリカ南部、トウモロコシから作られるウイスキーに酔いしれた。調子に乗りすぎた。2本も空けてしまった。やはり俺の好きなフォークの国アメリカの酒は違うわい。本当に違っていた。等級の低い悪酔い酒だった。やがてチェックの柄シャツを着た大柄なアメリカ人農夫が頭の中に何人もやって来て「ウエルカムアメリカ、ビヴァジャパン」とガンガンやるもんだから、この始末。
■翌日五月にしてはまだ肌寒かった。何だか様子がいつもの朝とは違う。開放感にあふれた札幌の朝の空は見事なスカイブルー。何、空が私の上空に、風が私の回りに。いつもの部屋じゃないのかい?何と通勤客が行き交っているではないか。ということは外かい?!そこは駅前通のビルの下。器用に足を上へ向けて組んでいる。腕も組んでいる。警察の車が横を過ぎていった。何食わぬ顔で家へ戻った。やれやれ。寝直しだ。
きいてきたよBourbon
AmE7 Am Am E7 Am
男達は陽気に グラスを傾け
FMal7 Em7Dm7FMal7Em7 Am
タバコの煙 絡み付くようなBGM
AmE7 Am Am E7 Am
今夜は遅くなる 帰らないかも知れない
FMal7 Em7Dm7F Mal7 Em7 Am
訳もなく淋しい 雨のせいだけじゃないよ
E7 Am E7 Am
ドアを足で開けて ポケットの中の
E7 Am G E F E7
残り金指で数え 君に電話
F Em7 Dm7 F Em7 Dm7
効いてきたよBourbon 効いてきたよBourbon
いつもの道帰る 千鳥足で帰る
襟を正して RARIRUREROとつぶやく
ドアを足で開けて 赤鬼のように
角を出して仁王立ちの 君に乾杯
効いてきてよBourbon 効いてきたよBourbon
効いてきたよBourbon 効いてきたよBourbon