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さいたま市浦和区アトリエMで暑気払い

2025年07月16日 | カテゴリー: 山木康世 

今時は小暑。梅雨が明けて夏本番。小暑と大暑の間を暑気という。暑中見舞いを出す時期である。そして77候では蓮始開はすはじめてひらく。深夜蓮の花が人知れず開花する時期とある。
♪星のきらめく夜空 白い鶴が飛んでいる ハスの赤い花が咲く 夜の魚がはねる 水の底に映った月♪
6月22日夏至も過ぎて12月22日の冬至へと向かって昼間がどんどん短くなる、しかし気温の方はグングン上昇、特に埼玉県は温熱地獄、東京で暖められた気温が上昇、そして下降。埼玉県辺りに降り注ぎ猛暑酷暑などと呼ばれる夏となる。そのうえ今日は台風の余波か時折大粒の雨がヴィスタのフロントガラスに音を立て通過し会話もままならずワイパー全開である。
何度もアトリエMには足を運んでいるのだが、どの道から侵入してくるかでガラリと周囲の風景が変わって見えて、突然目の前に現れて脳みそが付いていけず、なんとなく予想していたお店の前の光景にぶち当たったりする。戸惑いの極みである。今日がその日で突然予期せぬ見慣れた風景、アトリエMが現れる。キツネにつままれた感じである。
予想出来そうで出来ない脳みその混乱、僕の内部で普段味わえないスリル、興奮、緊張、弛緩が瞬時に襲ってきてミッションインポッシブル、トム・クルーズである。
「拝啓こんにちは」は解散直後の94年に作った歌で今日のいち推しだった。
♪拝啓こんにちはお元気ですか 随分会ってない会いたいよ いつだろうか最後に会ったのは 思い出せなくて淋しいよ♪
その頃20代30代40代とふきのとう生活で目まぐるしく駆け抜けた青春と呼べる時代を終えてホッと一息、久しぶりの自分との再会、そんな味わいを歌ってみたくて作った歌だ。もう戻らないあの時代。
そんな折、夜に一報が入った。東京から札幌へ居を移した30代春夏秋冬を大いに駆り立ててくれた自由国民社の大越氏が5月に亡くなっていた。知らなくてすまない。
そう言えば最後に歌おうと用意していた「秋の夜」なぜか歌わなかった。
皆さんお忙しい真夏にありがとうございました。
来る21日海の日祝日は柏市studioWUUです。どうぞ泳いで遊びに来てください。

ほっと落ち着く空間


外の風雨の音も気になりません


Tシャツの新作、よろしくお願いします

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