となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

東京都荻窪/かふぇ&ほーる with遊御礼

2020年11月01日 | カテゴリー: 山木康世

天気が良いと心も晴れるし、行動も傘がない分自由で大幅にはかどる。古希祝いコンサートから早1週間、70代初めてのLiveは良い感じで仕上がり幸福な10月最後の夕刻だった。
昭和18年生まれのマーチン0018はボディの割に大音量、それでいて繊細な音も実によく鳴ってくれる。何人の人の手を渡ってきたのか、弾きながら一時の妄想ロマン。
みなさん荻窪へようこそ、ありがとうございました。

内藤さんと久しぶりの共演


会場の前で記念ショット

古希から1週間が過ぎようとしている

2020年10月30日 | カテゴリー: 山木康世

まだまだ余韻に浸って、明日は荻窪で後夜祭、歌で酒に舌鼓を打ってみよう。日本酒、ビール、ウイスキー、焼酎が出てくる歌だけで完全燃焼。さてあなたは何がお好きですか。
酒は百薬の長、何事もほどほどに。
どんなLiveになるのでしょうか?
決して酩酊演奏、歌唱にならず土曜の逢魔が時「荻窪かふぇ&ほーる with遊」でカンパーイ!お待ち申しあげまする。

終わりの始まり

2020年10月26日 | カテゴリー: 山木康世

5夜にわたる古希祝「日暮の里に古来稀なる尚天晴」つつがなく無事終了いたしました。ひとえにお集りの皆様、並びにご自分のことのように懸命に支えてくださいました関係者、スタッフのお蔭でございます。
live形式、照明、音響すべてにおいてWABISABIの世界を実現化できたことは感激の一言です。
発見したことを記しておきます。
楽屋はありますが、そこはくつろぎの場。ステージは楽屋でもある。会場に入って座布団に座ったらそこはリハーサルの場でもあるし、調整、確認の場、時には横になることもできる。開場1時間前まで修練、精神統一にはもってこいなのです。
今までステージをどれほどこなしてきたのか。立ってか椅子に腰かけてが普通でした。楽屋に戻って退屈な時間を随分過ごしてきた。
一度会場に足を踏み入れたら、そこは仕事場、ステージは何も発表の場だけではない。自分自身の今日の心境を投影した場。これは大発見。落語、講談など日本人の舞台は座りが基本であったわけです。
古希からの始まりは今までの心の作法の終わりなのかもしれない、とボンヤリ考えておりました。今後の舞台、更に期待してください、と言いつつ改めて御礼申し上げます。

いよいよ古希千秋楽!

2020年10月25日 | カテゴリー: 山木康世

抜けるような青空の元、ヒグラシの里へ最終日に有終の美を飾るべき中野を出立。
晴れ男70を過ぎてもなお健在。ますます自信を深める。
今現在80曲を歌い演奏終えたわけですが、よくぞギター1本で世の中を渡り歩いてきたものと感慨深いものがあり、それとともに皆様のご理解ご支援あっての46年と改めて感謝する次第です。
歌が取り持った縁で今後とも元気に健やかに生きてまいりましょう。
最終の祝賀会を八百万の神様たち、どうぞ暖かく見守り我に力を与え給へ!!

楽屋にて

知命の20曲

2020年10月25日 | カテゴリー: 山木康世

和服、ちゃぶ台、あぐら、ほのかな電球の明かり、行灯、現代の社会から多くが消えていったあの頃の日本の世の中の姿。姿だけでなく心も時代と共に消えていった。椅子の生活が、蛍光灯の生活が、ベッドの生活が、テレビのある生活が、子供部屋のある生活が、僕たちは幼い頃持っていたニッッポンジンを消してしまった。
今回の古希大祝賀会では、是非この心持ちを少しでも取り戻して、ギターを弾いてみよう、歌を歌ってみようという企てだった。コロナ騒動が奇しくも僕に教えてくれた現代の欠乏精神。
今のところ快適である。自分に相応しい場の持っている空気感で存分に楽しんでいる。
さぁ今日は千秋楽。みなさんありがとうございます。みなさんの協力なしでは開催出来なかった事実です。本当に有り難い話でございます。お待ち申しあげます!

日々馴染んでくるYAMAKIROOM

不惑の40代

2020年10月24日 | カテゴリー: 山木康世

40歳にして惑わずと言われるとおり約2年後の42歳、18年世話になったふきのとうを解散、ソロの道に突入。確かに初めは戸惑いの連続、今のような心境ではLiveをしていなかったなぁ。
昨夜は「空いっぱいの星」から「古希の歌」まで22曲を思う存分楽しんだ。あの頃と一番の違いはギターに対する心構えかもしれない。ここぞとばかりの決めを今は頭で考えたと同時に決めることが出来るようになった。キメが決まると俄然歌にツヤを出す。詫び寂びがさらにピリリと決まる。まさにWASABI効果である。
今日も秋の雲の広がるまずまずのお天気。どんな「知命」の年代に作った歌たちが皆さんの元に届くでしょうか。
昨夜は誠にありがとうございました。
どうぞお気をつけてお越し下さい。

千客万来、商売繁盛の招き猫が机に

ヒグラシの里にて天晴古希の日

2020年10月23日 | カテゴリー: 山木康世

いよいよ古希本番!
古来稀なる70歳の当日もまずまずの晴れ也。
電車でヒグラシの里、西日暮里へ。そこから歩くこと十数分。カーデガンを羽織った背中にはうっすらと汗が。
キーノートシアター入口より会場へ、ステージに着くと我が部屋に戻ったような安らぎを覚える。今日は山形の倒産の憂き目を見た漬物屋さんで入手した時代物行燈を用意して、照明を一段暗くした。さらに心が落ち着く。
銀の服着た山ちゃんも用意、急須、コップも机上に乗せた。
祝いのケーキを後援会より贈られる。うれしい限りだ。みなさんどうもありがとう。
60代だった昨夜とは変わって場内から盛んに手拍子が送られる。とくに選んだわけではないが期せずしてノリの良い歌がそろった。
帰りも傘の必要のないヒグラシの里の夜。明日に備えて本当の我が家に帰ろう。
大勢の皆さま、大きな拍手ありがとうございました。
今日は40代に作った歌を歌います。ご期待ください。

本日はこの着物でいざ出陣!


後半は古希スペシャルTシャツで

戦い済んで日が暮れて、そして一夜明け

2020年10月22日 | カテゴリー: 山木康世

60代最後の夢のようなヒグラシの里、日暮里キーノートシアター、完全燃焼。
消毒、換気、マスク、以上完全防備。
大勢の皆様とともに良好なるステージを過ごすことができました。
あの頃、その頃のことが脳裏をかすめ、時に嗚咽WASABI状態。
わが装備はテリーズテリー還暦モデル・ギブソン瀕死モデル・ギブソンLG2・ドブロ木製・ドブロ金属・12弦八王子・アリアマンドリン・マーチン昭和18年0018・クワイアンウクレレ、そしてホーナーブルースハモニカ以上。
8月にシアターを訪れて構想3か月、頭に思い描いた今日の日の晴れの舞台。
お天気の神様も今日までらしいがどうやらご機嫌宜し。
床に転がる地球儀は何思う。机上のSONYラジオ電子レコーダーの出番なし。着流し姿は果たして?
大勢の皆様、コロナ騒動ものともせずお祝いありがとうございました。
一夜開けて2日目は晴れて古希の滝登り。Vivaセブンティ!

座布団に胡座をかいてのステージは自室を演出


満員御礼の初日

晩秋情景

2020年10月20日 | カテゴリー: 山木康世

今頃は二十四節気で秋→晩秋→寒露→霜降へ冬へと急ぐ。キリギリスはコオロギの古称、寒くなってきてキリギリスも家の中に入ってきて鳴き始める。外ではやがて霜が降り始める。夏の花々はすっかり枯れてしまう。ダリアの花も咲き終えて、人は土の中から球根を掘り終えているだろうか。やがて雪が降り始め、大地をすっかり閉ざしてしまう。寒い寒いと人々は上着を一枚重ねて、ストーブの周りで手をかざして冬の到来に何思う。

 季節は冬へと 冬へとまっしぐら
枯葉色の町中を 通り抜けて行く
木枯らしに頬を 赤く染めていた
その夜遅く冷えた体 抱きしめて愛した

いよいよ明日の日暮里、今からでも間に合うよ、会いに来てください。

明日からの素晴らしき70代の日々よ

2020年10月20日 | カテゴリー: 山木康世

さぁもう午前零時を過ぎてしまった。
60代最後の日を思いっきり励もう。二度と使えない60代という響き、戻ってこない60代、60代の10年間は大病もせず怪我もなく、よくぞ全国各地を好きな音楽で回ることがきたもんだ。ひとえに皆様方のおかげだ。
今日は昨日の雨と打って変わって晴れるそうだ。
若いころからの習慣で夜型人間は幾つになっても変わらないようだ。
「音故知心」のオルゴールでも聞きながら、夢の王国へ静かに参ろうか。

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