となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

新宿歌舞伎町新宿FU-に降り注ぐ約束の春の日

2025年04月23日 | カテゴリー: 山木康世 

今年に入って3回目である。どうしたことか約束の10時半なのであるが約1時間の勘違いである。壁にかかった丸型のアナログ時計は8時半を指していた。この針が真上に行ったら駐車場を出て居なければならない。発車オーーライの時間である。急がなくては、急がなくては。現実は1時間ズレているのだが本人には気づいていない。少しの疑いも持っていない。まぁ遅れて用意しているわけでないのだが、1時間早いのも問題であるな。
こんなことが今年に入って3度目か。今回は山手通りを右折落合交差点で待機中何気なく聞いていたラジオの「TBSが9時をお知らせします」ナニー!?9時、1時間早いんでないの。駐車場を出て10分は経っている。窓を開ければ春の微風が、と言いたいところだが9時ですでに夏の風に近い春風である。寒くて叶わないよりは余程マシであるが。
歌舞伎町へは30分で着く。火曜日であるのに流石東京である。人や車が耐えることなくひっきりなし、朝の賑わいを見せている。新宿区役所通りは「ふきのとう」時代の馴染みの通りである。疲れを知らない子供のような活気を年がら年中呈していたし、今も同じである。ここを何度往復したことか。坂の途中に定宿があった。その先には職安通りがあって「ドン・キホーテ」を初めて知った通りである。今や世界の「ドン・キホーテ」にのし上がった。誰が想像しただろうか。あの雑多店内の有り方から今を想像できただろうか。驚安(きょうやす)のデパート発祥の地。
新宿FU-は弾き語りには持って来いの手頃な大きさで尺高のステージと手引による弾幕がやる気を一気に起こしてくれる。
2時間の準備の時間は至福の時間でもある。目的の約束時間が設定されていて、今日一日のスタートの時間である。徐々に快適な空間と使用機材のコンディションを整える、それだけでもかけがえのない良い時間なのである。気の抜けない時間との勝負。昼の1時までに最高に仕上げる。準備万端、あとは自分の脳みその溌剌さ次第。さぁ30分でお客さんとご対面。
お立会いの皆様、卯月の昼下がり時YAMAKINGSONGS始まりー始まりー。
10月のバースデー時には2日連続の祝宴ステージをここで、そして本番の22日には南青山にて目出度し75歳の祝宴。
今日も満足の一日、皆様大いに一日ありがとうございました。何か歌舞伎町で発見でもありましたか?
約束通り春は雨とサクラを連れてやって来ましたネェ。

10月20,21日もこの会場で!

コメントする