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大分BRICKBLOCK脳みそ騒動

2024年05月19日 | カテゴリー: 山木康世 

前日の深夜、久しぶりに宿で弦を張り替えた。気持ちは毎日張り替えて好きなGibsonを弾きたいのだが、意外と簡単に張り替えられない。まぁそれほど神経質に調弦を気にしなくても良いのかもしれないが、基本中の基本なのでキッチリ調弦したい。
入念にリハーサル後調弦したつもりでいたが、なぜか1曲目から微妙な響きである。どこか狂っている。それも冒頭なので重要である。「風薫る5月」が「風曇る5月」では塩梅が悪い。九州に来てからずっと青空の爽やかさ、歌の通りで毎日清々しく生きてきた。それがナント、好きな大分BRICKBLOCK、神様に申し訳ない。
やはりピッチが固定しない。まぁ良いか、この歌が終わったら再調整しよう。
♪風薫る5月 信濃路を後に♪
電車は発車した。と、突然ギターの中ではじけるような甲高いキン!という音がした。おそらく皆には気がついていないだろう。5弦の根音が1音ほど下がった。いきなり下がってしまった。脳内をかけめぐる対処法。このまま弾き続けては台無しの「風薫る5月」そこで5弦のポジションを上げて対処しようと脳みそが命令。脳みそがフル回転している。つまり開放を2フレット上げて弾くという至難の業をやれという命令。あと何回訪れてくるのか。少し弱めに弾いて少しでも難を逃れよう。原因が分かったので瞬間芸は4分ほど続いて、まぁまぁ終了した。生まれて初めての修練である。歌い出し早目の事なら仕切り直しもあったろう。歌い始め半ばのことだったので、これはやらないと脳みそが命令した。微妙なピッチの違いなら歌いながら5弦を調整できたかもしれない。しかしこの突然のダウンにはマイッタ!おそれ入谷の鬼子母神様である。
水と油で構成されているという脳みぞのシナプスは点滅接続中断と大忙しだったろう。ご苦労おつかれさーん。
みなさんも気をつけてください。弦を止めるピンの始末がどのようになっているか、十二分のご確認を。引っ張って確認しても、どこかに引っかかっている場合がなくもない。つもりはつもりである。
歩いていても有るはずの道路や階段が突然なかったりする。その結果、蹴躓いて転倒となる。わずかな段差を脳みそはないと判断してバランスを崩したりする。歳を行っての思わぬ転倒は骨折などの思わず事故へとつながる。過ぎたるは及ばざるが如し。ではないが気をつけたいものである。
2足歩行を獲得した人類は、他の動物と比類なき発達、進化、発展を遂げてきた。
今回のBRICKBLOCKは生涯思い出の日となったのである。
こんな微妙なあーでもないこーでもないと自らの脳みそと人知れず夕刻の決闘をしていたのである。脳みそを鍛えよう。水と油が分離してしまわないように脳みそを使おう。
人類は自らの手で人類を滅ぼしかねない愚行をやらかそうとしている。大馬鹿ものの脳みそは即刻思考停止、水と油の分離を大いに望む、で今回のちょっとした脳みそ騒動の報告をして一日の終わりとする。
みなさまお忙しい中、長時間気力体力胆力耐力誠にありがとうございました。またお会いしましょう。どうぞお元気。小倉へちょっくら歩を進めます。

※お読みの多くの人には解読困難、不可解な文章であったでしょうが、勘弁を。

B-25 1本での弾き語りライブが作り出す山木康世の世界


会場が一体となってBOSSの音楽に集中


お花をいただきました。ありがとうございます。


グアムのビーチに似ているような・・・。西大分の海岸で


「この花、なんて名前?」

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