昭島フローラカルチャークラブ花のような文化の香りする日常
2024年12月15日 | カテゴリー: 山木康世
おー富士山だ!土曜日に限らず渋滞が常の中央道、珍しいほど空いている。乗り込んですぐに正面に真っ白な大きな屋根のような輝きで富士山が光っていた。ここのところ関東の晴れは見事であるが寒い。雨の降らない日本晴れが数日も続く。
初めて富士山を見たとき、中央道から富士山とはと違和感を覚えた。しかしよく考えたら位置関係が合っていて何も不思議はなかった。何時も思うのだが、富士山を見たとき季節に関係なく思わず声を出してしまう。それほどやはり天下の霊峰富士なのである。
昭島は3回目であろうか。コロナ禍の2021年、22年、そして今回。昭和町と拝島村が合体して昭島市が1945年誕生、会場はJR昭島駅からすぐのところにある。場内の壁に映画や音楽のポスターなどがさりげなく掛けられていて、白い百合の花が今回も足下に置かれている。
記憶が次々とよみがえってくる。3年の間の訪問なので、脳みその新しい部位に保存されているのであろう記憶の断片。記憶は不思議なモノで、そこにさしかかると鮮やかに時を超えてよみがえってくる。
ウクレレによる影法師はタコの日間賀(ひまか)島に寄り道、なおクンを祝福、会いたかった懐かしき人にも会って麻雀の席に誘われ、嶺上開花(りんしゃんかいほう)という希な上がり手で座を盛り上げ中野へ路地裏を帰って参りました。
寒さは急に厳しくなってきて階段を降りて出かけるのが億劫になりがちだが、1400万人大都市東京は色々な顔を持っていて面白く興味深く改めて日本の首都であるなぁと実感する。
武蔵野台地日本一の関東平野に広がり発展してきた街のエネルギーの元はやはり人口であろう。そこに住む人の色々な考え、思い、行動などが集約されて活気ある街となる。しかしもう限界ではなかろうか、少し整理して本当の住みよい街作りもありと考える。
74歳は世間で言う大御所であろう。しかしいろんなタイプの大御所がいてかまわない。大人数を集めるのも大御所、こときめ細かく深く出来うるのも大御所。僕は後者のタイプで50年作り上げてきた自前のYAMAKINGSONGSを引っさげていろんな街に出かけいろんな人に会うことを選んでいる。人生の目的が好きなことで過ぎて行く毎日であることと合致していることも幸福の一つである。適度に自分の時間を待てるのも予習復習に似ていて良い。まるで小学生の毎日である。あの頃は年齢のことなんか年に一度の年賀状作りの時しか考えたことがなくて幸福だった。
さぁ2時間の滞在、おいとまである。冬の夕刻は真っ暗で天の中にはまん丸の白い月が輝いている。あの月の白さが寒さを倍増する。明日も良い天気で良い日常でありますように、みなさんありがとうございました。
今週は札幌へ、ふきのとうホールで本年の〆を行って参ります。
~街はクリスマス 銀世界だ~心身共に良好な毎日を願っております。
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