嗚呼スーパームーン
2021年05月27日 | カテゴリー: 山木康世
30代の頃は札幌に住んでいて、東京には度々出張、コンサート、Live、レコーディング、キャンペーンなど音楽関係のことで上京した。常宿は歌舞伎町ライオンズホテル。仕事を終えると新宿御苑「ありがとう」へよく行った。四谷からの待ち人一人。首からカメラをぶら下げたカメラの師匠、大川カメラマンとアルコールの河で水浴。全身ずぶぬれでホテルへ朝帰り。眠らない街歌舞伎町にはスーパームーンが眠たそうだった。
大川師匠も「ありがとう」も今は無い。
昨夜は見ることが叶わなかったスーパームーン。中野で空を案じつつ夕刻6時、ついに姿を見せなかったお月さん。皆に喧伝しておいて申し訳なく思い歓楽街へ。なんと多くの店が普通のようにアルコール提供しておる。串屋さんで聞くと12日からやっていたとのこと。知らなんだ、知らなんだ。店内は多くの若者が大声でやっておった。
去年の今頃、人っ子一人いない羽田空港から札幌へ飛び立った日を思い出す。人がいないということの寂寥感は恐怖さえ覚えた。やっとウイルスワクチン接種までたどり着いたね。
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