東京都新宿区/あんさんぶるStudio音 治療中の奥歯の被せ物取ったろかー!
2025年08月01日 | カテゴリー: 山木康世
世間は8月1日、7月が終わって丑三つ時の今日1日の反省の弁も兼ねての独り言である。
今日は西新宿初台におけるライブ ライブラリー。
中野から車で20分もあれば十分な距離である。地下1階のスタジオは非常に使いやすい。本来は近くの大きなホールでのコンサートリハーサルのために用意されたスタジオらしい。スタジオの片隅にはたくさんの黒い譜面台が置いてある。 オーケストラが奏でることもできるスタジオ なので広さは想像できるというもんだ。音の響きもそれなりに良好である。
今日はバースデーのお客さんのためにはがきを持参、おめでとう、とお喜びの言葉を述べてQRコードを読み取り、あえて生演奏は控えた。ここが味噌である。 はがきに取り込み組み込まれた現代の魔法の文章作法による「おめでとう 乾杯!」はがきにはゲジゲジのような四角に囲まれた絵文字に演奏が刷り込まれている。これを読み取るスマホが偉いのかそれともQRコードが偉いのか考えてしまう。
話した言葉が書き言葉になるという不思議な世界が今や当たり前のようにかなりな正確さで提示してくれる。慣れるまで時間がかかるが書き言葉は脳みそが考えた話し言葉を手によって変換させるのだが、微妙に話し手の気持ちの揺さぶりが 反映され言葉の端々が変化してくる。
長髪の190cmは優にある若い男性が聞きに来てくれた。何でもセルビアからの留学生という。「ふきのとう」大ファンという彼は「ウスバカゲロウ」お買い上げしてくれた。喜んでサインをした。セルビアがどこだか一瞬考えた。バルカン半島の一国であるということを知った。はるばる日本へ勉強しに来た彼はなぜ日本に来たかったのか知りたいところである。10月には帰ると話していたが、是非9月の「けやきホール」には足を運んでいただきたいと思った。僕が札幌で音楽を志した頃の自分を思い出してもいた。
月日が経つのは本当に早いものである。しかしいろんなドラマがあってここまで来てるということは確かなことである。自分が他人によって生かされているということが本当によくわかる近頃である。
今日も1日暑かった。ライブが終わって階段を上り外に出ると心地よい風が吹いてきた。
日本で一番昼間が忙しい副都心にたまに顔を出すのは悪くない。100年後ここはどうなってるのだろう?ジョージ・ハリスンのソロアルバムのジャケットを思い出してしまう。
夏本番8月をつつがなく超えて行こう。
皆様お付き合いいただき誠にありがとうございました。 またお会いしましょう。さっきから30分経ってしまった。
相手に社会にイライラして泣きたくなったら次の言葉を真面目に話して笑ってください。
耳の穴から手を突っ込んで治療中の奥歯の被せ物取ったろかー!

あんさんぶる音入口で。

久しぶりの大漁旗がお目見え。