となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

静岡県浜松市/木下惠介記念館 アートホール御礼

2022年03月06日 | カテゴリー: 山木康世 

歌と花の街、浜松市は全国1、2を誇る晴れの街でもある。日照時間が平均長い静岡県は横に長く太平洋に面していて「貨物船とミカン畑」のモチーフでもある。お茶と魚の干物と果物とうなぎパイが頭に浮かんでくる。
昭和5年建造というギター弾き語りに相応しいもってこいの会場である。その頃のモダニズムを感じる。基本コンクリートであるが中は木の持つ暖かさが気持ちを癒してくれる。天井が高く懐かしいおっかない先生がいる講堂のような雰囲気の中でのLiveLibrary。
あーまたやっちまった!バッテリーの残量が残り少ないです。今すぐに充電してください。この警告に何度心が震えて目が点になった事か。先生が飛んできて「また山木やったな!」控えのスペアを持ってきてもらい自信もって、余裕こいて交換したのだが、な、なんとこれにも警告が!穴があったら入りたい心境の一つである。最後に持ってきたはずの電源コードの出番である。黒い昔風な武骨な電源コードの頼もしさよ。あー救われた。
てなわけで少々ハプニングありの浜松Livelibrary。もう一つあったのですが、これは先生に見つかっていない。故に内密内緒にしておこう。
みなさんありがとうございました。また木下恵介記念会館にて執り行う約束をしてダイアリーといたします。
天気も良くコンディションも最高だったので久方のミュージックレター「貨物船とミカン畑」楽しんで下され。

二伸 お客さんにニシンの子をかどの子と北海道で言いますかと聞かれたがないなぁと答えた。数の子はかどの子がなまったものではないかと仰っていた。後に未明のホテルで調べたら、ニシンは鰊でカドとも呼ばれて、その子がカドの子、数の子になったものとのこと。その昔には日本でもよく捕れて子孫繁栄を願って食べられた。今でも好物の一つである。

クラシックな建物に山木康世の世界がよく似合います

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