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6月11日(土) 東京都江東区Studio Chez Claude(スタジオ シェ・クロード)のお誘い

2022年06月08日 | カテゴリー: 山木康世 

~深川や 緑輝く 神明宮~
週末土曜は江東区森下でLIVEる。
神明宮はしんめいぐうと読み500年も前に創建されていて、天照大御神あまてらすおおみかみを祀った神社。創建当時まだ地名がなくて、ここを作った深川八郎右衛門の苗字を徳川家康が命じて「深川」としたというから歴史に人あり。
その上さらに深川七福神の一人寿老神が札所ふだしょとして関係しているというから面白い。中世には商人たちに福徳施与の神として大いに信仰されたという。信仰心の強かった時代の人間同士は今とは明らかに違う繋がりを持っていたのだろう。
小生の「七福神」7番に登場して長寿を授けている寿老人。しかしである、肩に自然と長寿との調和のシンボルである牝鹿を載せているとあるが、肩には簡単に載せられないな。従えているといるという意味であるな。
創作当時知らなかったことが分かって「北風の荒野にて」「七福神」が深川にグンと近くなった。今までよりもさらに夢中で強く歌っている自分が浮かんできて土曜の深川が待ち遠しくなった。
人は元来それほど強い心を持って生きていないのではと思う。我らは3年ほど今までにない世界に生きてきた。知らず知らずのマスクの強要や同調圧力に気味の悪い感じを覚えたが、なぜだろうと考えた。その昔の魔女狩りにも繋がって近いものがあるからなのだろう。戦争における盲信にも怖いものがあるようだ。少しでもいいから正しく強い心で生きて行けたらと思う。浅い川の流れは絶えず流れ変わっているが、深い川の流れは、人の目には見えないがゆっくりと穏やかでたおやかに流れていることだろう。

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