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行田牧禎舎御礼

2022年08月21日 | カテゴリー: 山木康世 

さて土曜の昼下がり、何かと車の多いことが予想される行田市への道。選択肢は3つある。下道で行く、東北道で行く、関越道で行く。下道の50キロは何があるかわからないのでパス、高速で行くことにする。
首都高トンネルに侵入すると道は二股、左は関越、右は東北。迷ってる暇はない。流れは東北道のほうが流れている。しかしiPhoneの示唆は関越へ行けという。迷うところだ。iPhoneに従うか。
流れは順調、しかし与野を過ぎて下におろされた。ここから思考の回路がフル回転、なるべく渋滞につかまらない道を進む。裏道を教えてくれるが、車の地図を見るとどんどん離れてゆく感じで一向に行田への距離が縮まらない。国道へとりあえず出てみよう。そんなこんなで予想を大幅に超えて3時間コースとなった。やれやれ。
行田は江戸時代から足袋の町。役人様の奥方の内職として大いに流行ったそうだ。会場は今でもものづくり学習センターの趣の木造の良い感じの建物である。
ところでこの町の名物にゼリーフライというものがある。ゼリーというからには、あのゼリーだなと誰もが思うはず。そのゼリーフライの正体とは?帰り路にお店を見つけて所望した。中身というか正体は「おから」であった。基本はおからと芋をこねて、素揚げしたものであった。塩気が効いていて美味い!普段のコロッケよりも美味いかもね。そしていよいよなぜゼリーなのかという疑問がまだ残っている。
その昔日露戦争時代中国で兵隊さんがコロッケのようなものを食べてえらい感動したそうです。そのレシピを覚えてきて発展させたそうです。それでなんでゼリーなの?大きさ形が大判の銭に似ていたので銭フライ→なまってゼリーフライ。ほんまかいな。しかしゼニフライでは流行らなかったかもですね。
これは是非やってみようと思った次第である。
初めての行田でのlivelibrary、誠に充実の2時間でございました。最後の歌は足袋に因んで「旅鴉の唄」。ゼリーほどなまってはいなかった。お集まりの皆さんお忙しい中ありがとうございました。またお会いしましょう。次回は会場でゼリーフライを共に食してのliveはいかがですか。
今週末から道東の旅根室、中標津、北見、本別へと行って参りまする。山木は停車している暇はない。

心地よい木造の空間はかつで工場だったそう


珍しく髭のBOSSでした


北方4島もしっかり記されたTシャツは以前ファンの方からいただいたもの


これがゼリーフライ。醤油味、ソース味、その他いろいろあります


ゼリーフライはこのようなスタンドで販売しています

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