となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

東京都葛飾区空の杜くうのもり御礼

2023年05月07日 | カテゴリー: 山木康世 

「色即是空空即是色」
すべての存在は因縁によって仮にその姿を現したもので、実体はないということ。
母との別れの席で何度も唱えて生活の中に取り込まれたお経の世界。それまで30年間文字でしか知らなかった。あれから般若心経は当たり前のように体にしみこんでいる。考えたら不思議な気がする。
あのころこの世にいた人も何人もいなくなって今の世界がある。母の死を忘れようと全員で何度も唱えて、それからことあるごとに唱えた般若心経。
宗派を超えた経典で何かと生きてゆく上の教えが盛り込んである。何も難しいことはないのだが、そのきっかけがなかった30年。それ以前の僕の中にはなかった世界観、宇宙観。
一生懸命唱えて教えてくれた大和尚も今はいない。父もいない。当たり前のようにおじさんもおばさんもいなくなった。スマホもパソコンも、コロナもなかった30歳の頃。今今の瞬間で成り立っているだけで、ドンドン姿を変えている世の中。
「空の杜」は良い空間、場所である。何と言っても大きなガラス窓の向こうに広がる「となりの電話」の景観である。2時間その空間から皆が共有できる言葉にメロディーを付けて発信する。何だか現代山木流お経のようでもあったな。
自分自身の平穏のためにLivelibraryは続けられてゆく。母や父やおじさん、知人のお別れがなければ今の自分はいない。そのうちあの世へ当たり前のようにこの世とお別れする。
「空の杜」の木造建築をしっかり支えている太い梁を見ながら思った次第である。
お忙しい中、みなさん誠にありがとうございました。

くう【空】
(1)そら。おおぞら。
「空を漂う」
(2)何もないこと。また、何もないところ。
「空をつかむ」
「バットが空を切る(=空振りをする)」
(3)実りのないこと。むだなこと。
「努力が空に帰す」
(4)仏教で、すべての存在は因縁によって仮にその姿を現したもので、実体はないということ。
(5)「空軍」の略。  「名鏡国語辞典より」

BOSSのライブでは希少な明るい空間でのライブ。「空の杜」窓からの光、室内のライトも煌々と輝いています。

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