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東京都葛飾区空の杜で考える

2024年06月10日 | カテゴリー: 山木康世 

大きな窓の外の緑がキレイだ。
川向うは千葉県市川市である。葛飾区鎌倉が住所である。大仏様がおられるのは神奈川県鎌倉。
近くにライフという大型スーパーがある。そこに置かれている駐車場はステキな駐車場である。一応入口には係のおじさんがなんとなく立って目を光らせている風。しかし無料で、基本ライフ利用者のための駐車場なので、短時間でも何時間でも心置きなく気持ちよくお買い物をして、ドッサリと車に積んでお帰りくださいというわけだ。都心ではすぐに1時間いくらのお金をいただきますとなる。
北海道のセイコーマートはダントツで日本の売上ナンバーワンと聞いたことがある。間違っているかもしれないが、北海道では1番だ。ここではお買い物に対して袋はご入用ですか、なんて野暮なことは言わない。なぜか北の国では無料で入れてくれる。小泉某が発案したコンビニ袋有料対策。これは環境への対策らしいが、話によると石油製品のゼロコンマ以下の利用率らしい。いかにもこの袋を全国レベルで有料にしたら減ることは間違いないだろう。いいことを思いついたもんだ。しかし家での今までのゴミ袋の女神として有難られていた袋がなくて困った、などという話も出てくる。果たして真相は、この環境対策への取り組みに関してはセイコーマートは失格であるな。
必ず店側に聞かれるか申告するレジ袋問題。変な買い物風景が出来上がったものである。母親の時代は必ずカゴなどの入れ物を持参して買い物に行った時代である。
楽しく買い物して、駐車場から気持ちよく帰るのがステキな午後の一時の風景である。あのレジ袋が問題なら、ストロー同様石油から作らなければいい。粗雑な紙袋で結構だ。店側の負担なのか環境への配慮なのか、どちらにしてもお客様が大勢おいでにならなければ寂しいレジ風景なのだ。
そんなわけでおじさんから遠く離れた出口のそばの停車枠に車を止めて空の杜へ。
東京では自転車も締め出されて、もちろん車は短時間でも駐停車不可能である。車社会と言われて久しいが、法外な料金も取る業者も出てきて、車で街へ出かけることは決して楽しいことではない。
しかし鎌倉のライフは今のところせこいこと言わない。おじさんも途中でいなくなったり目を光らせているわけではない。
空(くう)の意味をしっかり捉えて、車メーカー共々一緒に住みよい現代の車社会のあり方を考えたいものだ。
シンガーソングライターと言うのなら、地に足のついた自らの言葉で音楽を奏でよう。社会の問題点なども、シンガーソングライターには格好のテーマであると思うのだが、いかがだろう。
まさに世の中、有耶無耶、空の杜である。

カーテンを閉めず、庭を眺めながらの明るい空間でのライブは希少


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