西新宿おもろ町あんさんぶる音楽会
2024年09月09日 | カテゴリー: 山木康世
およそ4キロほどだろうか。チョイとひとっ走りという感じで会場に着いてしまう。都庁や高層ビル群が青空の下9月の風に光っている。おまけに頭上を高速道路が迂回して交差していて未来都市であるが、現実生き物のように日々変化し続けている元東京都の水瓶跡地である。それも1970年代初めに始まった未来都市作り。そこにヒッソリと昔の景観が残されていて大勢の普通の人たちの暮らしが息づいている。この微妙なバランスの街がこの辺一帯の感想である。おもろ町、久しぶりの暑さである。猛暑+残暑=猛残暑とテレビで誰かが言っていた。地球温暖化は地球沸騰化と化して、この先当たり前の日本の四季となるのだろうか。今やアジアのどこぞの熱帯地方の日本の瑞々しい四季折々の風景の中に住まざるを得ないことになるのだろうか。
やがて大地震が各地で起こって、富士山が噴火、都内にも火山灰が5センチも積もって完全に都市機能はダウン。高速道路も新幹線もストップ、大雪にでも見舞われたら真実生きていけるのだろうか。確率30年以内に70%と言われて5年は経ったか。その間に思わぬパンデミックもやって来て、収束したかのように見えるが、果たして真実は。
テリー山木モデルは14年経って木が乾いて内蔵マイクの音が実に養生された感じで、良い音だなぁと惚れ惚れした。黄泉の国へ旅立ったテリーさんに旅立ち前に一度お聞かせしたかった。それともあんさんぶる音のどこかの中空で立ち止まって聞かれていたかもしれない。何度も何度も去来した想い出と共に2時間を弾き終えた。オーストリアのクラシックの世界で使われているマイクと教えてくれた。当時はまだ木が生だった。今や程良く乾燥して木が気になって僕の心を充満、テリー山木モデルは完成されたようだ。テリーさんありがとうございました。
来る柏StudioWUUでは2台のテリーズフェアと相成ります。どんなYMAKINGSONGSを奏でることでしょう。
つきることのない音楽の旅はまだまだ続きます。等身大の身の丈の誰もが分かり口ずさめるシンプルな歌作りのモットーは変わることなし。心はアナログ、手段はデジタル、片手にテリーズギター、もう片方の手は空けておこう。幸運の扉を開けるためにとっておこう。
みなさん日曜の夕刻、お忙しい中誠にありがとうございました。如何だったでしょうか、おもろ町での小さな音楽会はおもろかったでしょうか?
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