西新宿あんさんぶるスタジオ音は晩秋情景
2024年10月17日 | カテゴリー: 山木康世
季節は秋。秋だと思ってるのに少々体を動かしただけで汗ばむほどの暑さである。その体温を調節しているのが視床下部と呼ばれる重要な臓器である。
ここには体温・睡眠・生殖・物理代謝などの神経中枢が存在し自律神経系の中枢で生命維持には欠かせない中核とされる。とある。
一方師匠株などのややこしい家元制度は芸事や踊りなどで厳しく制限されていて、その流派を受け継ぐ重要な制度らしい。ある意味本家分家制度のようなもので室町時代に起こり江戸時代に発展したらしい。今の本家分家もその頃はなかったのか。僕も50年もっやっていれば立派な流派かもしれない。YAMAKINGSONGS。
それでも朝晩の程よい冷え込みに夏の候に感じなかった季節の巡りを感じる。
今どきは二十四節気、寒露(かんろ)というくくりのうち、七十二候、菊花開(きっかひらく)である。父親はダリアの前は菊が好きだったようで、鉢に植えられた菊の花を庭で多く見た。
ちなみに寒露の前の候は鴻雁来(こうがんきたる)で燕が南へ帰ると入れ替わりに雁が北から飛来する時季。暖かくなる春まで日本で生きるのである。渡り鳥にとっては格好の島国日本だった。
空を見上げると、ここ西新宿は超高層ビルオンパレードで、夜になると見事な現代の夜空を見せてくれる。
住宅街と高層ビル群と立体高速道路が行き交う不思議な空間にある「あんさんぶるスタジオ音」は体内から視床下部を通じ師匠株を醸し出す良い音場空間である。
すっかり夜になってしまった6時台の空を見て、ああー秋だな、それも晩秋か。もうじき74歳になる。73歳最後のLibraryだったなぁとサヨナラ燕、コンニチハ雁と夜空を見上げたがいなかった。貧乏神は体に良くない、さぁビスタを飛ばして中野へ帰ろう。
みなさま、お忙しい中ありがとうございました。
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