新宿区あんさんぶるStudio音の春風に吹かれて
2025年04月28日 | カテゴリー: 山木康世
「人体の驚異」ご覧になったでしょうか。いささか番組のキャスティングには言い分も御座いますが、何せ今の時代の最先端のCGを見るだけでも価値ありと思い紹介させて頂きました。
その昔「ミクロの決死圏」というSF映画が御座いました。まだ学生の分際で封切りの映画館で見ること叶わず、時間を置いて二流館という、いわゆるセコハン映画館へ足を運んだので御座います。映画館がセコハンという意味ではなく、フィルムが一度使われてしまったという意味のセコハンです。
その昔の札幌における映画は2本立てが普通で御座いました。通常1本ではお客さんが来ない、敬遠するという算段で2本立てが行われました。しかし中には鳴り物入りの話題の映画は1本というのも御座いました。見たいのは見たくてウズウズなのですが学生の身では大蔵省と相談、大体においてセコハン2本立て、3本立てというのを楽しんだもので御座います。「ミクロの決死圏」も話題の映画で、何せ人体の中へミクロになった科学者先生がお邪魔して内臓や血管を見せてくれるという代物でした。決死圏という言葉が小生の血肉を奮い起こさせたので御座います。
今時のアニメの漫画が封切りの時代では血肉が湧き起こらないので御座います。時代はAI、デジタル時代、お茶の間で昔とは比較にならない緻密さ、華麗さでCG画像で人体の驚異、不思議さを見せてくれるのですから期待に胸が弾まないわけがない。
しかし何かとお笑いを番組に挟み突っ込まなければ気が済まないという番組制作者の思惑なのか、笑いを入れてくる。この際我にとっては必要のない配慮なのです。それゆえにこの番組のキャスティングに少々不満がござったので御座います。あの黒いサングラスでのゆるキャラお笑い司会者が苦手なので御座います。
この番組があると知ったのが先日放送された、いわゆるこの日放送分のプレ(告知)番組でした。これがプレとは思えないほどのボリュームと華麗さに魅せられて本番を期待して、一人で見るにはもったいないと思い紹介させていただきました。
しかし何たる不覚、本人は昼間Liveの疲れと少々のアルコール摂取によるリラックス状態、その上番組のバラエティー化に退屈さを感じてしまい、気が付けばいつの間にかエンディングテーマが流れておりました。
「あんさんぶる音」は週に2度も行われるという人気さ(あくまでも我にとって)でこの会場の持つイイカンジを感じてもらえるのではないでしょうか。この日も春風が心地よく、故障していた車のエアコンも完治、コンディションは最高、ランチの焼き海苔盛り豚骨ラーメンの塩分はエナジーをくれて、お陰さまで満足な日曜の昼下がりで御座いました。
皆様誠にありがとう御座いました。土曜にはそっくりここでまた
YAMAKINGSONGS、前日の中央区におけるピアノホール、心よりお待ち申し上げております。
人体とはしなやかな伸縮自在、かつ何万年も土に居残る無骨強靭さの中に秘めたる神様のお創りになった緻密なテクノロジーの賜物、アリガタヤ、アーアリガタヤ‼

次回は5月3日、お待ちしています

新宿高層ビル群にも春の日差し

西新宿路地裏の小さな公園
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