東京都中央区日本橋東京音楽堂 ピアノホール(B1) に雨が降る
2025年05月03日 | カテゴリー: 山木康世
東京でも一番東京らしいモダンな界隈銀座日本橋。そこでもmitsukosi辺りは世界の東京に恥じない心が晴れ晴れする不思議な街並みだ。1400万人が暮らす大都市東京。
子供のころ三菱アワープロレス中継でガラス張りのネオン華やかな丸ビルが必ず空から映し出されて、これが東京かと日曜日の8時に思いを馳せたものだ。
海からお邪魔するとこの銀座の奥座敷に江戸城がドンと控えている。お殿様のお家の玄関だったのだろう。明治時代は人口が13万人だったと聞いたことがある。新潟や金沢、富山、島根辺りが断トツに人口は多かったという。
それが何度かの戦争でついにお江戸は焼け野原、戦後復興で銀座は蘇った。そして今、信じられない変貌を遂げていた。
今日は久しぶりに電車でお邪魔した。何かと駐車場事情に不安を覚えたからである。切られ与三郎状態のビスタに少々哀れさも正直感じたこともある。
中野を出るときはほぼ雨は0%、中野駅に着いて発車したら20%、地下で走ること30分目指す日本橋に着いて地上に出たら0%、これは晴れ男の挑戦を受けている天の服従の構図。
やたらセキュリティーの厳しいピアノホール、トイレにも鍵が必要だった。
愛情100%のお客様のお陰でYAMAKINGSONGSはイイカンジで2時間越え、明日のあんさんぶる音の西新宿へ弾みをつける。
皆がお帰りになって地下から地上へ、雨が大地をたたきつけている。驟雨とうヤツだ。富岳三十六景の雨のシーン、はたまた三船敏郎7人の侍シーン。こりゃタマラン、タクシーで何とか最寄りの神田まで。
何とか5時半の豪雨の日本橋から脱出、中野の街まで中央線はひた走り、一日が無事終わった。世界のコスプレの町、中野は33年である。やはり落ち着く、住めば都、しかしたまに世界の銀座日本橋へ出かけるのも悪くない。やれやれ、土曜になってしまった。

静かな空間に心地よい音が響きます

雨の中ありがとうございました
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