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大阪市5ThStreet関西から西は牛を当たり前のように食べていた

2025年05月31日 | カテゴリー: 山木康世 

もっぱら幼い頃の肉事情は豚か羊か鶏かで、牛肉は食べた記憶がない。牛はホルスタインで乳牛を製造する動物。故に製造元を食べちゃいけない。しかし大人になって畑で働く牛を見たときには、ちょっとした感動を覚えた。色も白黒のブチではない茶色い少し小型のゴツゴツした働き者という感じの牛だった。水田や田んぼで働く牛は野山でのんびりと草を食んでいる姿とは同じ牛という感じではなかった。そして焼き肉やに並ぶ牛はどんな牛なんだろう?おそらくアメリカやオーストラリア、はたまたヨーロッパ生まれでCOWCOWと鳴くんだろう勝手に思った。牛肉を食べたのは大人になってふきのとうを始めた頃がお初であろう。すき焼きも豚だと思っていた。それよりも北海道では羊をジンギスカンとして当たり前のように食べていた。
大阪に来ると必ず食べたくなる鶴橋の焼き肉店がある。ほぼランチを目指して行くのであるが、そこそこにリーズナブル、これでこの質の肉が食えるのかという感動すら覚える。前日から予約を入れないと並ぶほど人気の店だ。予約を入れてもなおかつ損はないという牛の焼き肉やさん。昼時にはアッという間に満席、地団駄を踏んで引き返すという始末。近頃歳のせいか粗食に努めようと白米も小で行こうと決めている。たまに贅沢をするときは高くても美味いモノを食べようと思っている。ここの牛を腹に入れてリハに臨んで本番。なかなか良いルーティンではある。
5Thの主人は音楽熱心な方である。いつも精力的に独り言をのたまわってあちこち汗をふきふき動き回っている。今回は4月からスピーカーシステムを一新、更なる音の追求にいとまがない。YAMAKINGはマイク録りを基本にしているので何かと音の回り込みには神経を使っている。今回も前回と同じく良い音でLiveってくれた。有り難い話である。目に見えない音の追求、ますます盛んになること必至。いくら時間があっても足りないくらいだろう。2時間という制限の中でどれほど納得のいく音を提供できるか、先ほどの焼き肉屋の店主もお客様への納得度という点では同じであろう。
次回の5THはどうなっているであろうか。夜ごとブツブツ言いながらあーでもないこーでもないと自身との格闘の日々が続くであろう。それは僕自身にも当てはまる日々の連続、人生とはかくの如く人知れず格闘の姿と言っても良いかもしれない。まるで子供がおもちゃ箱をひっくり返して格闘している姿に似ている。やがて子供は学生になり大人なって年季が入ってくる。しかしその人の根っこは何も変わっていないというのがホントのところなのだろう。前田さんまた遊びに伺います。その前に焼き肉屋さんに寄ってからでしょう。暑い沸騰の夏を乗り切ろう!

いつも良い音でLiveができる空間。ありがとうございます


大阪万博を祝う御堂筋のイルミネーション


ん?ハナカツオ?