那覇市桜坂劇場ホールB未だ色あせぬ僕の中のOKINAWA
2025年11月01日 | カテゴリー: ミュージック・コラム
天気予報は大外れ、過ごしやすい沖縄。いつも見慣れているスコールは突然やってきて去ってゆく。雲が勢いよく空を流れ音を立てているかのように移動する。来るなーと思っていたらフロントガラスにポツポツ、やがてザーッとやってくる思い出通り雨。
早沖縄にやってきて50年は経つ。72年に本土復帰、時の佐藤首相はノーベル平和賞をいただいた。そしてめでたく5年後、白い冬をひっさげて沖縄へ。まだこの年には右側通行、翌年日本の交通ルールに従う。年末に行ったので信号にカバーがかけられて来年から左側。慌ただしい沖縄だった。
そして沖縄が決定的になったのは「風来坊」だった。年忘れ野外ライブで大うけだった。雨の中大勢のお客さんは気にもかけず手拍子、指笛、離れ故郷は寒い雪の中での年忘れ。この信じられない光景にただ驚くだけ。思い出すなぁ20代の沖縄の印象は、水泳を除き本当にエポック的に脳裏に刻まれていて、今でも色あせないで鮮明に残っている。
国際通りも変わった。米軍の放出品ももうどこにも見かけない。ベトナム戦争が色濃く残っている沖縄だった。
そのころ「風来坊」がどんな感じで沖縄に流れていて、どんな人たちが夢中になってくれたのだろう。歳がいけばいくほど尽きない興味である。あのころギターで歌ってくれた中学生も中年の域か。彼ら彼女らフォークソング好きのうちなんちゅーに乾杯だ。ますますの健康・発展を願う。
昨日の桜坂劇場にお集まりの皆さんへYAMAKINGSONGSの素をお届けできたと思っている。ギター弾き語りの醍醐味、味わいを今後もますます深めて参ります。どうぞご期待ください。お忙しい中まことにありがとうございました。

年に一度の桜坂劇場で山木劇場を展開

お供の虎も静かに聴き入っています

那覇フライデーナイト、場内は大盛況!

旧友の山口さんとハロウィンのイルミネーションに彩られる

本日は沖縄市でお待ちしています
