千葉県柏市/柏StudioWUUケーキと紅茶はリラックスタイム
2025年12月13日 | カテゴリー: 山木康世
いつもは時間になると1ベルが鳴ってBGMが大きくなり、やがて場内が暗くなり集まったお客さんの私語もなくなり、やがて登場。ステージが始まりだす。演者がスポットライトを浴びてお客さんの待ち望んだこの瞬間を一気に開放、期待に存分に応える。まさにこの瞬間のためにステージはあるのかもしれない。やがて脳内を駆け巡る待ちに待った歌やメロディたちが続々と平和な軍隊のように行進を続ける。得も言われぬ「場」の強烈なエネルギーは人々の感情を揺さぶり、時には笑い、時には涙、時には大いなる明日への賛歌として有限な時間を最大限、打ち上げ花火のように大きく花開き、やがて突然の終焉となる。まるでそれは人生の始まりから終わりまでを集約したようなイベントなのかもしれない。コンサートやステージが相も変わらず行われるのは、そんな物言わぬ演出の集約なのである。こんな分かっていそうで分からないまま若い時分は当たり前のように18年も、夢のような時間を過ごしてきたのかとハッとした。人生はまたいろんな人たちの、いろんな形のステージでもある。それが80年も続くのであるから長いといえば長い、アッと言ってしまえば短い。
僕が近頃週に3回、年に100回越えの弾き語りYAMAKINGSと称して音楽人生の幕引きを行っている現実の姿を思えば納得のいく人生劇場を繰り広げているのかもしれない。実に自分にとっては重要で貴重な時間の過ごし方である。一言では言い切れない自分流の音楽観を毎回毎回確認、向上、刈り入れ、修練のような感じも時折感じる。そんなとき今日のようなティータイムは何かを語り掛けてきた。リラックスのつもりで音楽をして生きてきたが、そこに本当の意味でリラックスはあっただろうか?
他人と共有できるリラックスタイムは実に重要な、今現在過度に発達したネット社会の時代に生きる我々現代人たちの精神は疲れていないだろうか?その昔の10年に一度の戦争と言うの時代のストレスはないが、忍び寄る老いへの不安、このままでいいのだろうか、明日には何とかしなくてはと思いつつビルの谷間に落ちる夕日を眺めて、きれいだなぁと終わってしまう自分。明日はきっと良いことが待っている、良い日にしよう!みんな少なからず抱えているであろう、しなければいけない事柄を先送りにして、それと共に眠りにつく。リラックスタイムの親分の揺りかごの元、やがて朝を迎える。
北海道に「茶志内(ちゃしない)」という町がある。丁寧な誘い言葉でお茶しない?「歌志内(うたしない)」という町もある。お歌しない?
今度故郷の北海道に帰ったらここいらの町でリラックスタイムはありだなぁと丑三つ時に今日の日のダイアリーを書きつつ我が脳みそに忍び込んできたアイデア。どうだろう?
初めてのティータイムlivelibrary、柏WUUにおけるあなた様の脳内開放、リラックスタイムと相成ったでことしょうか。
またお会い致しましょう!

紅茶で「かんぱ~い!」

ケーキは数種類の中から選ぶことができました
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