愛知県新城市宮下珈琲店の日の偶然と必然
2025年12月03日 | カテゴリー: 山木康世
100mくらい先の向こうから「ヤマキさーん!」という黄色い声が小春日の下聞こえてくる。総勢20人ほどのチビッ子軍団の声である。アイドルにでもなったような75歳の木っ端恥ずかしさ。
ここは愛知県新城市、長篠の戦で織田、徳川が本陣を構えたという歴史的跡地に建つその名を「新城市立東郷西小学校」学校の歴史は120年というからオッたまげたもんである。故郷北海道は150年の歴史を迎えたばかりだというのに、本当に見上げたモンである。
今日は朝からH先生の発案によるYAMAKISONGSを子供たちが歌ってくれるという記念の日でもあった。
どんな歌が子供たちに届いているのか?50年かけて創ってきた歌のどの歌が果たして歌われるのか?
教室に入ると小学2年生たちのキラキラ笑顔がお待ちかね。大声援と拍手でお招きいただいた。紹介ののちH先生のギターが奏でられ壁に貼られた「新しい朝」「南風の頃」「ふる里に春が来た」「星の旅人」「別れのワルツ」が次々と披露された。子供たちの穢れなき健気な純な歌声に感動の嵐である。時間よ止まってくれと言いたくなるほど貴重な体験。先の歌たちの今の姿、未来の希望の姿があっという間に過ぎていく。
本当に歌は世代を超え時間を超えて良いモンである。言葉は何もいらない。多くの人にこの感動をお届けしたいが叶わない切なさも感じたりしながら学校訪問は終わってしまった。
宮下珈琲店は3度目である。2016年というから9年前の姿とサインが壁に貼られている。10年ひと昔と言う言葉があるが、考えてみたら昼間の子供たちが生まれた頃の話である。何とも不思議な感覚に捕らわれた2時間越えの珈琲店でのひと時だった。
今夜のliveで如何ほどの人の心に、昨日までなかったspiritが芽生えたことだろう。願わくば他者を思いやり優しい寄り添いの気持ちが少しでも芽生えてくれれば本望である。戦争やいさかいなどもってのほかである。
子供たちを始めとする校長先生、記者さん、H先生、宮下珈琲店さん、みなさんお忙しい中ありがとうございました。今日の日の偶然と必然を大いに感じ感謝します。またお会いしましょう。良い歌引っ提げて参上いたします。

新城市の小学校を訪ねました

2年生が学ぶ教室で花田先生と

小さなコーヒーショップで3度目のライブ

校長先生、地元紙の記者、花田先生と

子供たちと全員そろって記念撮影

びっくりするほど大きな声で歌ってくれました
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