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勿来の関

2016年07月23日 | カテゴリー: 山木康世 

震災前前いわき市へ初めてうかがった日の翌日、勿来の関へ行った。
ここにこんな関があったとは知らなかったので、感動したのをよく覚えている。
平安時代の関所らしく、白河の関、念珠(ねず)の関と共に共に奥州の三大関所と言われている。
「な来(こ)そ」にかけて男女の仲を隔てているものとしてとらえられ、多くの歌人が詠っている。

吹く風を勿来の関と思えども道もせにちる山桜かな 源義家

吹く風を「きてはいけない」と止める勿来の関だと思うのだ、その名のかいもなく、道も狭く思われるほどに、一面に散っている山桜よ。と解釈されている。
「せにちる」を僕は「狭いほどに散る」と共に「背に散る」もかけた方が切なく深いかなと思ったものだ。

その後震災の時、関は果たして大丈夫だろうかと思念した。

コメント(2) to “勿来の関”

  1. ぴちけー

    ライブハウスR3は、今風のおしゃれな外観ですね~♪
    HPで見ています♪車で行ける距離ならな~♪
    山木さま、車で行かれる皆さま、道中、気をつけて行ってらっしゃませ~♪
    ライブ報告、良い子でお待ちしております~♪

  2. 花心

    7月最後のライブの日ですね。
    どの関にも行った事は無いです。
    今は、勿来の関はどうなっているんでしょうね。

    参加の皆様、楽しんできてください。
    今日も応援しています~

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