となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

胆振学校でいぶりがっこを食らう

2010年06月04日 | カテゴリー: ミュージック・コラム 

「いぶりがっこ」と「胆振(いぶり)学校」が座布団一枚なので、答えは「早来」でござる。
札幌は石狩支庁、美原は後志支庁、早来は胆振支庁にある。
馬の脳みそ殿の思いも寄らぬ早来!HAYAKITA!HAY! AKITA!ヘイ!秋田!座布団五枚でござる。
ほら吹きの答えにも苦笑。此奴は確か数年前、拙者のウエルカム=植える米と一刀両断に切り捨てた男。まだ生きておったか。
当の早来は現在、安平町に吸収されており元の呼び慣れていた勇払郡早来町字新栄は勇払郡安平町早来新栄に住所変更されている。父がいなくなって4年になろうとしている。生きていた頃よく見慣れた住所も変わってしまい惜別の情に堪えないでござる。。

胆振とは北海道の一支庁の呼び名でござる。明治政府が設置したものとある。石狩 空知 後志 渡島 檜山 胆振 日高 上川 留萌 宗谷 網走 十勝 釧路 根室の14支庁がある。道産子にとっては慣れ親しんだ名称でござる。今でも天気予報などでよく耳にする。地元に戻るとテレビやラジオから聞こえてくると、懐かしい響きで胸が熱くなるのでござる。

早来の実家で初めてお目にかかったNHK「胆振デイ」には大受けしたものでござる。NHKもやるなぁ。座布団一枚。
漬け物の「こっこ」に反応。拙者らは「おここ」と使っていた記憶がよみがえってきて一人笑ってしまったでござる。漬け物=香の物→こうこ→おここ→こっこ

今はネットで検索するとほとんど家にいながらにして知りたいことが山ほど分かってしまう時代になって少々味気ない気もする。しかしこの二日間クイズで皆の衆の心の内が見えたことは大収穫でござった。人の心の内まではネット至上時代でも入り込めず、知り得ないと言うことが確認できたでござる。皆の衆、ありがとう、ありがとう!

さて民主党号の船長は誰になってどんな操舵でどんな港へ我らを連れて行ってくれるであろう。これはクイズではない。悪しからず。早朝7時現在。

明日は久方の江戸での興行、大勢の見物客のご来場を夢見てござる。
(山木康世)