となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

東京都新宿区あんさんぶるStudio音御礼

2022年05月01日 | カテゴリー: 山木康世

まっこと良いお天気でございました。雲が一片都庁ビルの彼方に漂っているのみ。
近頃は本当にLive人生を謳歌している。今日あたりは八十八夜、夏も近づく八十八夜。節分の翌日の立春2月4日、その日からから88日目、いよいよ立夏だ。2月5日には深谷CityBoyで石油ストーブのほのかな橙色の灯りを前に御主人のおもてなしをいただいた温かい一夜で、春の足音を少しずつ聞きながらの夜。あれから88日、すべての農作業の基準の日と聞いたことがある。
遠い異国から小麦が入ってこない。ならばもっと国は休んでいる田畑に米を作れ、小麦を作れ、自給を推進しよう。世界はつながっている時代になったが、ひとたび混乱が起きるとこの事態。もっと体力のある国づくりを是非推進してほしいもんだ。今更鉄の玉に翻弄されてはなるまい。
新宿の青空を高く眺めながら本当に思った。つながっているが、自立している。将来の孫子の時代に食べ物に困った時代の到来など誰も予想していない。今からみんなで暇な若い人は鉄砲ではなく鍬をもってコメを作ろー!僕はウタを作ろー!
お忙しい中、遠路はるばる皆様誠にありがとうございました。
明後日またここで元気でお会いしましょう!

Beatlesがオラの町に来た

2022年04月27日 | カテゴリー: 山木康世

どうやら新宿歌舞伎町のビルの壁のようである。4人の爺さん風(4人とも背中を向けているので風なのである)全員ストライプ模様のおそろいの服を着こなしている。
あのBeatlesでないかい?まさかこんなところに出没するとは!でもおかしい、2人は鬼籍の人じゃないか、確か。
次の場面はあの見慣れた小さなステージである。確かに幕の隙間から4人が見える。準備をしているようだ。ゲットバック、カムツギャザー。レッツイッツビーと小さく叫んでいるのが聞こえた。
ほんとにオラの町に来たんだ!
はいここまで、なんでなんで、夢は残酷である。いるはずないじゃない、あるはずないじゃない、しかし夢は何でもokなんだよ。
新潟県から帰ってきた夜、Beatlesが会いに来てくれたようだ。Yeee!!

2022/5/6(金)横浜市/イギリス館

2022年04月27日 | カテゴリー: 山木康世

3回目のイギリス館であるが、僕は英国館という字面と響きが好きである。港の見える丘公園に隣接している英国館は、異国情緒たっぷりの横浜にはお似合いの外国人向け館なのである。花やガーデンが生活の一部にある西欧の伝統に大いに共感を持つ。
43歳のころ花の国オランダに行ったことがある。街中、立ち並ぶ家々の窓に飾られた花々に心がホッとした記憶がある。そして毎日開かれる花市場。大勢の人が水や食料を求めるのと同じように花を買い求めに来る。花の持っている癒しは言葉では言い表せられないものがある。物言わぬ花の無言の力は相当なものがある。
英国館はすべてにおいて現代忘れている建物の優雅さを感じさせてくれる。そこに住むのは人間である。何を与えてくれるかは非常に大事なのである。何を考え、何をするのか、そしてどんな幸福感を味わうのか。一杯の紅茶を飲んで、音楽でも奏でて午後のひと時をユッタリノンビリと過ごす。今でも3時には一杯の紅茶が何かを感じさせ、人々をリラックスさせ口元に微かな笑みを生じさせる。
建物の床、天井、壁、窓などの要素が一つになって僕の心を安定させる。
季節的に横浜湾から良い風が吹いているだろう。
一昔前の木造建築の持つ温かさに触れてみよう。ぜひ足を運んでみてください。一時心が大きく豊かになりますよ。

新潟県上越市/高田街かど交流館御礼

2022年04月25日 | カテゴリー: 山木康世

上越高田は初めてである。その昔10年ほど前、同じ上越市直江津のホテルでLiveをした。ほぼ初めてのお客さんのテーブルを前に緊張した日を思い出す。
柏崎を昼前に出て海岸線を南下する。京に都があったころ、越前、越中、越後と京から近い順に藩名を決めていた。
薄曇りの、それでもここ数日では一番ましな天気である。そのはるか向こうに白い馬が背中を見せている。見事な白馬連峰。雪解けのシーズンを見せてくれる。
高田は今年は雪も少なく150センチ、いつもは200センチも市内に降るというから大変な豪雪地だ、
銀行の跡がLive会場で、頭取席が楽屋となって、隣は厚さ20センチもあろうかと思われる大金庫室だ。
つつがなく、かつ盛り上がった。みなさん誠にありがとうございました。また伺いたいと思った次第、いろいろとご尽力くださったスタッフの皆さまもありがとうございました。
新潟3日間ツアー終えまして、明日帰京の途に就きます。

古い洋館が持つ雰囲気に圧倒される。大勢のお客様ありがとうございました


頭取室が楽屋です


帰り道、妙高山が美しかった!


スタッフの皆様、大変お世話になりました!

22日 新潟県三条市/楽道 23日柏崎市/ギターさろんH a R u 御礼

2022年04月24日 | カテゴリー: 山木康世

今年も3分の1が終わろうとしている。待望の2022年が始まって4か月。コロナが3年でやっと収まったと思いきや海の向こうでの戦争。人生70年での3年は長すぎる。毎日毎日晴れないニュースに嫌気がさしている。そのうえこの数日まったく風の吹かない雲の垂れこめた新潟やっと、本日24日に青空が見えている。
22日三条市楽道、コロナで延び延びになっていたが無事つつがなく終えることが幸運でした。

翌23日は柏崎市ギターサロンHalu。ここも久しぶりの会場でした。地図を見る限り海の向こうに大きな佐渡島が横たわっている。
「風の船」が格別だった。小樽から舞鶴へ向かった学生の頃のたった一度の一人旅。
あの頃からすでに50年という歳月が流れはじめていたことがにわかに信じがたい。好きなこととは時間を、寝食を忘れさせるほどの夢中さを持っている。
今日はお初の上越、さていかなる一日となるのでしょうか。
より良き日曜となることを願っております。

住宅街にひょっこり現れる立派なライブハウス「楽道」


久しぶりの方も常連様も


「楽道」ライブの配信があるかも・・・

ギターサロン「HaRu」でのライブは2度目


オーナーご自慢のギターたち。「欲しい人は僕に言ってね」とBOSSのMC


1回目のライブは2020年でした


ちょっと休憩


スタッフの皆様、お世話になりました!

こわーい 一枚の写真

2022年04月19日 | カテゴリー: 山木康世

勿来の関での一枚の写真をよーく見てください。
弾き語り写真、ワシの右足がない。左腕左手も見えない。
どこへ消えたんだ?
不思議なこともあるもんだ。

こわーいお話。

千葉県我孫子市/カーラミュージックサロン御礼

2022年04月18日 | カテゴリー: 山木康世

我孫子駅からまーっ直ぐ15分ほどで交差点に差し掛かる。
一角に消防署、その向かいが新鮮食料品店、その向かいに小川が流れている。
そしてカーラミュージックサロン はほんとのほんと角っこに建っている。
一度訪れたら脳に深く刻まれて三途の川の辺りまで忘れることはないだろう。
2回目のカーラミュージックサロン 、また伺いましょう。
お忙しい中皆さま誠にありがとうございました。

サロンに行く前に立ち寄った牛久沼のほとりで

福島県いわき市/吹風殿(すいふうでん)御礼

2022年04月18日 | カテゴリー: 山木康世

時は1100年のころ、今から1000年ほども前の話である。

八幡太郎義家は衣川で安倍父子を打ち破って源氏の勢いを取り戻した。ちなみに弁慶と義経で有名な立ち往生の話は、その後100年ほども後の話である。

吹く風を 勿来の関と思えども 道もせに散る山桜かな

念願の桜満開の時期における吹風殿Livelibraryはつつがなくあっという間に終演した。義家に会いに行ってきた。最初で最後かもしれない吹風殿。寝殿造りは心のふるさと、なぜか落ち着く。大勢の皆様お忙しい中誠にありがとうございました。

もう一度

吹く風を 勿来の関と思えども 道もせに散る山桜かな

時折り桜吹雪が舞う吹風殿。満開の桜を背に

大勢のお客様、ありがとうございました

今回のライブにご尽力いただいた皆様と。ありがとうございました

「吹風殿」と「風に吹かれて」

2022年04月15日 | カテゴリー: 山木康世

八幡太郎義家
今日から君は忙しくなる 寝ている暇などない
全国津々浦引っ張りだこ テレビやマスコミから
八幡太郎義家 八幡太郎義家 

前九年の役で義家 衣川の関にて 
安倍のよりとき・さだとう父子を 撃ち破ってヒーロー 
八幡太郎義家 八幡太郎義家

吹く風をなこその関と思えども 道もせに散る山桜かな
八幡太郎義家 八幡太郎義家

今日は吹風殿で歌会 勿来の関で歌会 
満開の桜と平安の世に 思いを馳せて歌会
八幡太郎義家 八幡太郎義家

吹く風をなこその関と思えども 道もせに散る山桜かな
八幡太郎義家 八幡太郎義家

弁慶の立ち往生で有名な衣川の関にて100年ほど前の合戦である。
「弁慶と義経 衣川の編」を作ったころここを訪ねた。岩手県の北方にあった合戦場の跡は、草ぼうぼうの荒れ放題で観光客も訪れないような地であった。
実際に勿来の関に訪れて義家が詠んだかどうかは不明らしい。1000年以上も前の出来事、「らしい」で結構である。それよりもそこにロマンを馳せることが面白い。
「吹風殿」という名称もフォークしている。ディランの「風に吹かれて」で始まった僕ら戦後世代のフォークの歴史。ギター弾き語り2時間で時空の旅に出かけよう。

東京都練馬区/江古田マーキー御礼

2022年04月10日 | カテゴリー: 山木康世

何と正午の気温が23度、そして江古田に着くと25度。まさに夏日である。
子供のころの夏の札幌の最高気温は25度でこれを超えることはなかった。今は30度超えの日々も珍しくない。わざわざ日も落ちた夕刻、ナフタリン匂いの浴衣に着替えて出かけた盆踊り。さっぱり踊りもしないでさっさと帰宅。すぐにストーブにかじりついていた。これが夏の風情だったんだからね。
灰色という汚れの一番目立たない色の安物ジャケットに鹿児島の面白い缶バッジを2個連ねて、中にはツンを胸に今日の出で立ち。「ツン、ツン出かけるぞー?」ツンは積み上げられた衣類の中で惰眠をしていたようで「なんだよ、また一緒に行くのかー、どうせまたいつもの客人だろ?」「なんていうことを言うんだ、大事な有難いお客さんじゃないか」「そうだなー」
駐車場ではいつもの2羽の仲良しハトが待っていた。この前のビスケットを覚えているんだ。賢いもんだ。前の川では2羽のシロサギが、川の中の獲物に気づかれないようにゆっくりゆっくりスローモーション歩きでランチ。
風もなくこんな土曜の昼刻は幸福を感じる時間だ。
高齢者による高齢者のための恒例のマーキー、面白おかしくつつがなく終了。
次回はアジサイの花が雨と一緒に夏を南から連れてきて、そりゃ蒸し暑いこと間違いないでしょう。
2022年のフォークの日を夢中に生きさせて頂き、皆さま本当に感謝、ありがとうございました。ツンともども御礼致します。お元気でまたお会いしましょう。

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