妙正寺川の鵜と鴨の方丈記
2022年10月18日 | カテゴリー: 山木康世
古希の時以来何かと川で遊ぶ2羽の黒い鳥。近くではカモの親子が遊んでいる。一度笑うカワセミの見事な姿も見た。シラサギもやってくる。橋の上にかかった電線を何やらしっぽの大きな黒い物体が曾呂利曾呂利渡っている。どうやらテンのようだ。その昔には、深夜中野通りを白いタヌキのような動物が足早に渡っていった。ハクビシンだ!声を出してしまった。
札幌は東京に比べれば緑の街であるが、住処のある豊平では見たことのない小動物たち。
去年駐車場の近くの川べりで写した写真。我ながら見事なシャッターチャンス。
そして今回この写真を発見、Tシャツと相成った。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず
有名な方丈記のくだりである。作者は鴨長明である。
しかしであるよ川の中にあった黒い鳥の遊ぶ場所のコンクリートの塊がなくなっていたのだよ。黒い鳥はサギだと思っていたが実はカワウであった。詐欺にあったようだった。カワウも見かけなくなった。誰が何のために休憩所を壊したのか。川の流れのために何らかの必要があっての措置だったのか。
22日は30周年記念、72歳を自ら祝って限定Tシャツを作成した。
鴨長明が遥か平安時代に説いた、川の水の流れの如くこのシャツを着て瑞々しく毎日を送ってください。
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