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埼玉県さいたま市/宮内家この暑さだって生きていればこその独り言

2025年08月31日 | カテゴリー: 山木康世 

8月も残すところ1日。
指を丸めると、凸凹が指の付け根にできる。親指側からなぞって行くと小指にぶつかる。そこで折り返す。小指の付け根を二度トントンうかがって再度親指側に引き返す。8月はちょうどこの往復にぶち当たる。凸凹の凸なので31日となる。こんな月の覚え方をしたのはいつなんだろうな。そして誰が教えてくれたんだろう。初めての月の日数の覚え方に目をクリクリさせてきっと何度も自分の指の付け根を凸凹なぞったんだろうな。今だって今月は何日ある?疑問したとき凸凹をなぞる。
呪文のような富士山ろくにオーム鳴くも大事だ、サインコサインタンジェントも大事だ、水兵離別も大事だ。鎌倉幕府も大事だ、ニニンガシはどれだけ生活に潤いを与えてくれただろう。
しかし水と油でできている脳みそは生涯少ししか使っていないという。もったいない話である。バスに乗る時も幾ら手に持っているか数えなくなった。便利さの引き換えにさらに脳を使わなくなった。携帯で事足りるので漢字を忘れてしまった。人の名前や有名人の名前がとっさに浮かんでこなくなった。顔は見えているのに、名前が浮かんでこない。今からでも遅くはない、自分の脳は自分次第で老化を遅らせることができるという。
楽器をできる人とできない人では明らかな脳の老化の違いがあると論文で発表された。
今日の宮内家で2時間越えで脳を鍛えてきた。お客様があっての老化防止。
ライブの日は、日常のライブのない日に比べて、脳がフル稼働。終われば喉元一杯が美味いんだよな、と喉元を過ぎて胃の腑に落ちてゆく黄色い魔法のしずくに舌鼓。しかしこの魔法のしずくも飲みすぎると体に悪さをする。過ぎたるは及ばざるがごとしだ。何事もほどほどの腹5分目で一日を終える。空腹こそが健康の源らしい。病の根本は満腹にあるという。病は気からということもある。ならば「気」はどこから来る何者なんだろう?分からないことだらけで終わって行くらしい。
最高の真夏の別れ方を演じて、今日の暑さは去っていこうとしていた。さいたまより少しだけ海に近い分、東京は中野の夜は涼しかった。今度の宮内家訪問は3月に決まった。襟を立てて寒い寒いと言ってるだろう。
見知らぬ歌ができているかもしれない。
また元気でお会いしましょう。今日はお忙しい中、お暑い中誠にありがとうございました。

ギターがまるで体の一部のよう


山木曼荼羅の色と合わせたかのような照明


こちらは赤


アクト9の上條さん(左)、宮内家オーナーの宮内さんと

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