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渋谷区古賀政男音楽博物館内 けやきホールに一条の光明の灯がともる予感

2025年09月05日 | カテゴリー: 山木康世 

代々木上原という字面、響きは昔から清潔感、高揚感を感じて東京の新しい顔と受け取っていた。会場のけやきホールは道を挟んで相向かいの少々斜めの敷地にある。おそらく大きなけやきの木が立っていたんだろうな。古賀政男さんが活躍していた時代の街の様相を妄想する。何を隠そう上京してすぐに連れてこられた思い出のアパート富ヶ谷の交差点を突っ切った処だった。51年前の
不快指数100パーセントの肌にジンワリムシムシムンムンの富ヶ谷の夜は脳みその片隅にしっかりと刻まれている。待ち受けている日々はこれからどんな目まぐるしさで展開されていくのだろう。
会場の弾き語りにはもってこいの規模と雰囲気は一変で好きになった。どこかお役所的な著作権協会付属の古賀政男音楽博物館内けやきホールはもっともっと広く皆に認知されていい。
ステージを飾る見事な曲線美の木材はけやきなのだろう。お寺などによく使われるけやき、欅と書く。何となく読めそうだが書くとなると全く歯が立たない。スマホ全盛の時代、漢字を書かなく読めなくなったなぁ。
今日はいつも使っているパソコンより一回り大きな画面を用意した。それでもややこしい漢字には辟易、歌い飛ばしがあったことを深謝します。
冒頭に用意した「星空ホテル1022号室」一番が終わって大きな拍手で心に発車の灯がともり全開だ。ボーカル、ギターの響きがナチュラルで言うことなし。
また是非伺いたいと思って後にした。
皆さんとの記念写真、ふきのとう最後の札幌公演を思い出した。
奇しくも母の命日と同じ日だったけやきホールは何か因縁めいていて今後のお導きの一つとなったようだ、
お忙しい中、お暑い中、皆さん誠にありがとうございました。また元気でお会いしましょう!

ありがとうございました。


お花もいただきました


カメラマンの内堀タケシさん(左)、サウンドポートの城生さんと

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