岡山市ブルーブルースの楽屋には桃太郎さんがいた
2025年09月25日 | カテゴリー: 山木康世
岡山を訪れて何年になるんだろう。ふきのとうコンサートで訪ねた時ががお初であろう。北海道に住んでいて、それまで受ける岡山の印象はやはり桃太郎さんであろうか。桃太郎と言えば吉備団子。吉備とは備前、備中、備後、美作地方の古名とある。しかしきびには黍もある。黍で作った団子。それとも古人の遊び、掛詞かけことばによる団子か。
札幌の近くに栗山という町がある。ここにもキビダンゴがある。ちなみに製造元は私の遠い親戚である。そしてここのキビダンゴはまったく吉備団子と形状、質が異なると言うことを始めて知ったのもふきのとうの時である。
岡山の夜は怖い町なので、あまり暗がりや寂しいところには行かないようにと注意を受けた記憶がある。ふきのとう時代は駅の目の前の第一ホテルというところに投宿した。今の駅前の華やかさとは偉い違いだった。
桃太郎さんが町のシンボルというのは良い。断然良い!ゆるキャラの元祖であろうが鬼退治をする桃太郎は今でも必要な心のシンボル。社会には色々な鬼がいる。さしずめ詐欺鬼、大水鬼、飢饉鬼、戦争鬼、地震鬼、噴火鬼、病鬼、事故鬼、これらを退治してくれる桃太郎。事故に遭った原発の収束に40年もかかるという途方もない時間を費やすとは人間は賢いのか愚かなのか。今日は水曜日だったということもあり「柿の実色した水曜日」を皆と共有した。ネット時代になっていかにも何千、何万人にもつながっているようで、それは妄想かも知れない。むしろ昔の時代の方が少なかったかも知れないが人間として人とのつながりは強くて太く長かったような気もする。「拝啓こんには」昔の水曜日の自分に手紙を書いてみる。性根は腐って変わってしまっていないか。正しくお辞儀をしているか。心の豊かさを僕はすでに30年以上も前に歌で問うている。たばこの煙が他人に及ぼすマイナスの影響を作り出している会社のコマーシャルに疑問を感じてしまう。先ずは身近の人に優しくいよう。
「blue blues」オーナーの思わぬ降って沸いたような大けがを聞き、言葉を失ってしまった。誠に音楽好きできれい好きでいつもいつも何かしら向上心旺盛で控えめな彼に何故神様はあのような夜を用意なさっていたのか。
お忙しい中、皆様方ありがとうございました。くれぐれも事故や病気には注意されて、また元気にお会いしましょう。

今回のツアーはB-25一本勝負

マスター、どうぞお大事に