赤坂グラフティライブ正午開演
2010年03月22日 | カテゴリー: ミュージック・コラム
赤坂は久しぶりである。
赤坂の明るい響きが良い。
母音アの四つが良い。
アは明るい イはきつい ウは唸る エは驚く オは暗い
あくまでも耳に聞こえてくる響きによるイメージである
あぁかぁさぁかぁ
そんなわけで本日は何と正午出発進行のライブ活動だ
早朝ライブ活動の予行演習的ですが、本当の話になるかもね
休日のお昼、ゆったりとまったりと「となりの電話」
車内で練り響く携帯の着信音も当初に比べ俄然少なくなった
このままではなんという時代が訪れるのだろうと憂慮したが
人はみんな老若男女それほど馬鹿ではなかった
まだ慣れていなくて珍しかった時代の懐かしい話である
まだ時々大声で会話をしている人を見かけるが許容範囲だ
穏やかで静かな春分の日の昼下がり
まだ我が家には電話がなかったころ
隣の家から電話のベルが微かに聞こえてくる
何の電話だろうな?
黒い電線を往ったり来たりの会話が春風の青空を空中散歩
「お昼だよー」母の声が階下から聞こえてくる
さぁ出かけの準備をしよう
(山木康世)