となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

東京都江東区Studio Chez Claude(スタジオ シェ・クロード)御礼

2022年06月12日 | カテゴリー: 山木康世

梅雨入り宣言の出た関東、しかし日中は日差しの中過ごしやすい6月芒種の土曜となりました。
新大橋通りを走り橋を渡ると見覚えのある銅の渋い色のイノシシが。美食会をやった「ももんじや」じゃないですか。少し走るとまたまた見覚えのあるビルが、両国亭じゃないですか。やがて森下駅を通過して右折、右手に目指すビルが。中野から20キロほど、30分ほどで到着。都内の交通量は極めて少なく快適な走行。
あのあたりの駐車場の多さに驚く。それも小さめの駐車場がひしめいている。値段もまちまちで吟味したほうが良さそう。古い家屋が一斉になくなり、業者がこぞってこの街に入り込んできた様子を垣間見ることができる。松尾芭蕉の記念館もある。深川神明宮の赤いのぼりが風になびいている。
ステンドグラスが印象的で清潔感漂う会場は一度足を運ぶと脳に刻まれて、また伺いたくなること間違いなしだ。
昨日は「月は輝いていた」「効いてきたよバーボン」など、オープンすぐにエンジン全開、「七福神」、ウクレレによる「眠れなかった 私の悩み 朝の光よ 勇気づけてくれ」
2時間強の~深川や 緑輝く 神明宮~はつつがなく終了しました。
お忙しい中、皆さま誠にありがとうございました。

テリーズ山木モデル、ギブソン、スタインウェイのトリオ


静かなサロンで午後のひととき

6月11日(土) 東京都江東区Studio Chez Claude(スタジオ シェ・クロード)のお誘い

2022年06月08日 | カテゴリー: 山木康世

~深川や 緑輝く 神明宮~
週末土曜は江東区森下でLIVEる。
神明宮はしんめいぐうと読み500年も前に創建されていて、天照大御神あまてらすおおみかみを祀った神社。創建当時まだ地名がなくて、ここを作った深川八郎右衛門の苗字を徳川家康が命じて「深川」としたというから歴史に人あり。
その上さらに深川七福神の一人寿老神が札所ふだしょとして関係しているというから面白い。中世には商人たちに福徳施与の神として大いに信仰されたという。信仰心の強かった時代の人間同士は今とは明らかに違う繋がりを持っていたのだろう。
小生の「七福神」7番に登場して長寿を授けている寿老人。しかしである、肩に自然と長寿との調和のシンボルである牝鹿を載せているとあるが、肩には簡単に載せられないな。従えているといるという意味であるな。
創作当時知らなかったことが分かって「北風の荒野にて」「七福神」が深川にグンと近くなった。今までよりもさらに夢中で強く歌っている自分が浮かんできて土曜の深川が待ち遠しくなった。
人は元来それほど強い心を持って生きていないのではと思う。我らは3年ほど今までにない世界に生きてきた。知らず知らずのマスクの強要や同調圧力に気味の悪い感じを覚えたが、なぜだろうと考えた。その昔の魔女狩りにも繋がって近いものがあるからなのだろう。戦争における盲信にも怖いものがあるようだ。少しでもいいから正しく強い心で生きて行けたらと思う。浅い川の流れは絶えず流れ変わっているが、深い川の流れは、人の目には見えないがゆっくりと穏やかでたおやかに流れていることだろう。

東京都国立市スペースコウヨウ(3F)御礼

2022年06月06日 | カテゴリー: 山木康世

~ 窓の外 陽炎揺れる 夏の午後 ~
いつもの上の会場から今日は3階でのLIVELibrary。
近頃午後3時からのLIVEが多い。昔だとリハーサルの真っ最中。少し前倒しのような時間での音楽。午後のひととき、紅茶でも飲みながらゆったりまったりと過ごす感じも良いですね。
国分寺と立川の間のJR駅名として誕生した国立。実に味気のないほどに明快だ。駅前のロータリーは一風変わったロータリー。複雑な交差点の割に信号が少なく、ドライバーは目配せで他者と衝突無しで往来しているのだろう。実にオーライ。
新井薬師駅前交差点も長いこと信号がなかった。すぐ先に電車の踏切があるので、時間になるといやが上にも停めさせられる。その手前にある交差点は、みんな目配せで事故などもなく大丈夫だったようだ。
譲り合って生きてゆくことで他者と繋がりを持てる社会になる。
人生の交差点においても信号で無理やり制御されるのではなく、目配せでその時相応の対応をして渡ってゆく。猛スピードで突っ込んでくる車などいないのであると信じたい。信号の少なかった時代、交差点で箱に乗った警察官が手を上げてピッピピッピやっていた交差点風景。みんな繋がりざるを得なかったのどかな時代に思いを馳せてみる妄想族の旅は続く。
皆様、お忙しい中ありがとうございました。
SONY内藤様にも助けられました。どうぞご自愛ください。

いつもと違うフロアでのライブでした


この日のライブは明るめのライトで

神奈川県鎌倉市garden & space くるくる御礼

2022年06月05日 | カテゴリー: 山木康世

~緑の蝶は くるくるまわる 風に乗り~

くるくる回った陽光の風の中、緑の蝶に誘われて鎌倉由比ガ浜くるくるにもう何度足を運んだことだろうか。
昭和初期、僕らの父母が送った青春時代の建物にタイムスリップ。
今回は初めてくるくるに立ち寄って行われた洋間の部屋でLivelibrary。いつもは床の間のある和室で行っていた。和と洋が隣り合わせにあったバランスとれたくるくる。初めて設計者の意図を垣間見た感じだ。
光がいっぱいの庭の向こうを、時折江ノ電が音を立てて走ってゆく。
緑色は何かと精神を安定させるという。色はすべて太陽のなせる技という。残念ながら人間には7色しか見ることができない。しかし目に見えない色を感知する虫や動物もいるという。逆に犬や猫はほとんどモノクロで見ているという。みんな太陽の子。太陽や地球や月も宇宙の子。
次回は太陽のどこら辺を回っている時季のくるくるだろう。すっかり葉っぱを落としてスッキリした木立の庭を見ながらの鎌倉由比ガ浜だろうか。
お忙しい中皆様、誠にありがとうございました。またお会いしましょう!

雨の日にまだ一日も当たったことのない晴れのくるくると夕暮れの街を後にした。

洋間でのライブは2度目


ありがとうございました


くるくるは緑あふれる会場

東京都墨田区お江戸両国亭御礼

2022年06月04日 | カテゴリー: 山木康世

2月25日以来だから3か月足らずでの両国亭。勝手知ったる我が家、なんとかではないが2回目の演芸場は日本人の演芸にはもってこいの会場であると痛感。
血が騒ぐというか、言葉を交わさなくとも繋がっているという安心感は大事。
今回は幕を使ってみた。あの縦じま模様と言い色合いでもうすでに日本人の演芸場だ。前回は気が付かなかったが太鼓や鐘やドラが用意されてあった。使わない手はない。
オープニングは「南KのK」RARARAでご挨拶、ラストは「眠れないJ」RARARAで熱唱。存分にお礼を高らかに叫んでいた。RARARAの2時間でした。
外に出ると音を立てて夕立、我がヴィスタは久しぶりのシャワーで喜んでいた。ここのところ天気が不安定。でも毎年こうして季節が移り替わって、人間も変わってゆくのだろうな。ただ忘れているだけかもしれない。
明日はいざ鎌倉くるくる、夏の緑が待っていて、時折江ノ電が往ったり来たり、一昔前の空気感充満昭和初期満載の土曜の昼下がりにタイムスリップ。
RARARAでお待ち申し上げておりますYasu

紅花栄べにばなさかう

2022年05月30日 | カテゴリー: 山木康世

今時を小満しょうまん そして紅花栄べにばなさかうとある。
はじめ橙色をしていた紅花の花は日が経つにつれて濃い紅色に変わる。
父は山形出身の駒吉さんを父に持つ札幌っこだった。若いころの写真もなく、あまり話は聞いたことがないがうっすらと想像できることがある。
今の時代よりも故郷を思慕する思いは強かった、そのころの時代、戦争が当たり前の時代の若い人たち。今のテレビ、ネットの時代をあの世でどう感じているだろうか。
たまには情報にあふれる時代、情報にあえて触れない、見ないで自分の頭の中に想像、妄想を馳せることも面白いと思うのだが果たしてどうであろう。
明日で5月も終わり梅雨の6月、週末をこじんまりした内容の濃い紅花の如くのlive3本、いかがですか一寸した小旅行気分で。

◆6月3日(金)東京都墨田区/お江戸両国亭 ~両国や 演芸場の 夏一番~
◆6月4日(土)神奈川県鎌倉市/garden & space くるくる~緑の蝶は くるくるまわる 風に乗り~
◆6月5日(日)東京都国立市/スペースコウヨウ(3F)~ 窓の外 陽炎揺れる 夏の午後 ~

心よりお待ち申し上げております。



東京都葛飾区空の杜(くうのもり)御礼

2022年05月30日 | カテゴリー: 山木康世

~薫る風 心を洗う 歌を聴く~
本当に5月?と言うくらいに暑い中熱いLiveを行うことができた。ただいま深夜零時の室温28度、扇風機で過ごしておりますがまだ暑い。
空の杜の庭にはスズメやムクドリが、時折薄紫色の服を着て郵便物の封筒を抱えてオバアサンが通り過ぎる。会場内は外に比べて暗いので気づかないのか、それとも顔を向けるとバツが悪いのか足早に芝生の上をどこかへ向かっている。
その向こうには大型スーパーLIFEの看板が嫌でも目に入る。ここの大型駐車場は無料で大変に使い勝手が良い。毎度お世話になっております。
空くうの説明は前回に記したので少し覚えている方もいたことでしょう。僕も改めて意味をかみしめながら初めての会場のような感じで良いLiveができました。
書こう書こうと思いつつ御礼が遅れましたことお詫び申し上げます。

月が変わって6月は3日から両国亭へくるくる、はたまたコウヨウへ行こうようと深夜のムクドリが鳴きながらお誘いのツイッター、さえずりです。

明るい会場はあまりありません


ライブ中に鳥たちが遊ぶ日本庭園。BOSSも思わず手を止めて窓の外に視線を。

空くう

2022年05月27日 | カテゴリー: 山木康世

約束しても来ないやつ、車いすを押しても来るやつ、時間どおり集まってくれるやつ、人それぞれである。

明日は東京葛飾区「空の杜」でLiveLibrary。

生きていて何人の人間と知り合って別れてゆくのだろう。最後は死で終焉する。しかし分からない。死後の世界だってあるやもしれぬ。

せめて直近で会って知り合って、約束までした人ならば信じておこう。陰でいい加減な言動をしているかもしれないが、誰かが見ていると町の掲示板は戒めている。

「色即是空」で有名な般若心経では「空くう」とは大辞泉によると

《梵śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語。すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久不変の実体や自我などはないということ。

僕がこの言葉の本当の意味を知ったのは30歳で、母の葬儀の席だった。何度も行われて初めて知った読経の実態。本当に一皮むけた感じの最愛母との別れだった。母は当時59歳、父は66歳だったのか。そして僕はと言えば29歳。今の僕より若かった父も一生懸命に読経して、実家に戻った時など自らお坊さんのように家族を従えて読経した。お坊さんのようにお布施はあげなかったが懐かしい思い出である。

宇宙がビックバンで誕生して137億年前、太陽が46億年前、地球が誕生して45億年、人類は700万年くらいだろうか。そして巨大な星になった太陽に飲み込まれ大爆発をして40億年後くらいには地球すら無になるという。

しかしあくまでも人間の考えた考察・論証・歴史であるので、これすらも空かもしれない。そもそも宇宙の果ての先には何があるかすら誰も分かっていないのに、いかにも何かがあるような考え方も妄想なのかもしれない。

そんなこんな思いを馳せて「空の杜」何回目だろう。2022年記念の年に相応しいLIVEにしよう。

お時間ございましたら、ひと時ロマンと妄想にひっつかまれ豊かな心を感じてみてください。あくまでも全ては「空くう」なのですが。

帰京

2022年05月25日 | カテゴリー: 山木康世

大地がほてっている感じの雲一つない新緑五月の北海道。まさに花は紅 柳は緑 みんなみんな長い冬の眠りから覚めて息づいている。
9月までの夏、秋という雪とは無縁の季節を謳歌しようと懸命だ。クマやミミズもとっくに目覚めて空いたお腹を満たそうと野山に遊んでいる。
次回は8月の道東livelibrary一人ぶらり旅。
更なる良質の音楽の高嶺を目指す。ただいま7合目というところでしょうか。
滑走路を轟音を立ててジェットが飛び立つ。
次は僕の番のフライトだ。

さよなら北海道 こんにちは東京

札幌時計台 風のシンフォニー ソロ30周年記念コンサート御礼

2022年05月25日 | カテゴリー: 山木康世

「ふきのとう」解散の日の季節も同じこんな季節でした。一抹の寂しさと、未知なる大いなる希望の入り混じった42歳の札幌の5月を後に30年歩んでまいりました。

5月20日からの~万緑一紅北海道吟行~最終日、いよいよ札幌時計台、この5日間の大盛況を無事つつがなく終えたことを感謝します。事故や事件は前触れもなく気が付いたときには取り返しのつかない、なんてこともなく本当に心地よく各地を回れたことは幸運でした。美味しいものを食べて良い人に会えて、好きなことをして過ごす毎日は時間を忘れさせ、歳を取るのを忘れさせてくれます。
先ずはお天気の神様に、各地で盛り上げてくださった皆々様に厚く厚く御礼致します。僕の音楽を聞いて、普段の日常を離れいっとき心豊かになってくださったならば本望で、今まで約50年の音楽生活ここにありという感じでした。
みんな自己ファースト、マイファーストなのですが、それを可能にしてくれるのは周りの他者なのです。人の気持ちになっておしゃべりしたり動き回ることで平穏で活発な世の中になりますね。
戦争などを考える政治家には票を入れたくない。言葉だけで見栄っ張りな理屈っぽい人にも票を入れたくない。選挙に行かない行動もねじ曲がった民主主義の一つの抗議として認め合いましょう。得票率よりも内容が大事です。決して義務などという言葉では語ることが出来ない行動だと思っております。

学研 四字熟語辞典によりますと
ばんりょくいっこう【万緑一紅】
あたり一面の緑の草むらの中に開く紅あかい花一輪の意で、平凡な多くのものの中に、一つだけすぐれたものがあること。また、特に多くの男性の中に一人女性がいること。また、その女性。

世の中は基本、男と女で成り立っていると思っています。格差、差別、偏りの少ないバランスの良い世の中を目指してさらに歌作り、livelibraryに励みます。

お忙しい中お集まりの皆様誠にありがとうございました。どうぞ健康に留意して元気でまたお会いしましょう!

全国から大集合のみなさま、ありがとうございました


スタッフの皆様と


後援会からお花をいただき、ステージを彩りました

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