となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

三条楽道横山酒店御礼

2023年07月01日 | カテゴリー: 山木康世

横山氏とお別れの雨のそぼ降る夜の三条、どこぞの暗闇で聞きなれぬ獣の声が。
オワカレヤジャ ゴブジデナ マタアウヒマデ ゲロゲロ 
僕らの別れの気配や会話を聞きつけて雨傘をさした牛蛙様もお見送り。 
コロナ禍を乗り越えて「楽道」はテーブルもリニューアル、壁に吊るされたガクドウたちが、世界が陥った現代の災いを生き延びた音楽の力強さとロマンを物語っている。
すでにステージにはいつ歌ってもいいようにスタンバイ。前回22年4月22日の写真を元に待っててくれる。そこで夜アーカイブを繰ってみた。確かに大漁旗、社旗などと共にあの日が蘇ってきた。
青春時代、時空を超えて僕らはいやがうえにもつながった。空気・水と共に必要な音楽という心の滋養が脳に深く刻まれて今に至っている。
説明などいらない。ただ長いこと生きてきた人生の線上で通りかかり立ち話。昔話に花が咲き心が潤い丸くなる。
ひっそりと静かに浮遊していたホタルのヒカリ。お別れの暗闇で鳴いていたゲロゲロ。こんなにも心に染み入る生き物たちの命の一生懸命さを忙しい人間たちは物欲にまみれた毎日から脱却、逃れて郊外や、山里で良寛様の心と一緒に感じ入ってごらん。
みなさんお忙しい中、誠にありがとうでやんした。格別に最後のおもてなし、極上のミヤザワシにカンパイでござる。
今日は山を越えてラーメンと蔵の町、喜多方へ50年のゲロゲロやヒカリをお届けに馳せ参じ致しyasu

一年ぶりにお目にかかる皆様と、「元気でしたか?」と挨拶

« 前に戻る