となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

品川区大崎ブックカフェ御礼

2022年10月02日 | カテゴリー: 山木康世 

いよいよ9月も終わり10月神無月の始まりである。
今日は大崎のブックカフェでのlivelibrary。
室内に入ると右手壁一面が本棚となっており世界の名著や全集がズラリと収まっていていっとき気持ちが本好きのヒトとなる。本の虫ではないが嫌いではなく時として一人が好きな僕は昔から格好の心の寄り添いとして何かと本がそばにあって、今でもそばにある。しかし整頓苦手な人間の性、買ってきては乱雑に積まれて増える厄介な本たち。紙は木から作られる。ゆえに森林にいるようなもので、何かと落ち着き心がインテリジェンスになった錯覚を覚える。
「本のないところに争いは起きる」とは新井薬師前駅前の古書籍やさんの手書きのメッセージである。
読むか読まないかは二の次である。本と対峙して活字を追っている心穏やかな時間が良いのであるな。静かに月を見てあれこれと瞑想妄想する時間が良いのであるな。一人座して今日の自己を観察することは大いに意義があることと思っている。そして周りの人へ思いを巡らす。苦しんでいないだろうか、眠れなくはないだろうか、痛がっていないだろうか。そんな思いはスマホを何時間見ていても教えてくれない。
良い会場だった。我が心より現れ出でたる自前の歌をより心の中心に据えてお客さんに聞いてもらおうと自然体で2時間を過ごすことが出来た。
中野から16キロほどの近距離での夕刻であったが、いつもと少し違う環境で木のギターを奏でて歌う作業は面白くあっと言う間に過ぎて時間を忘れるほどだった。
お忙しい中ご一緒してくださったみなさん、誠にありがとうございました。SONY内藤さんも駆けつけて手伝ってくれて嬉しかった。
今週金曜は横浜英国館で良い時間を過ごす予定である。

ステージ背後には書棚がずらりと


久しぶりに内藤さんが遊びにきました

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