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嗚呼南青山青春界隈

2022年01月06日 | カテゴリー: 山木康世 

今年も南青山で新年を迎えることが出来て幸運でございます。20代最後のころを彼の地で送ったことが昨日のことのようによみがえるわけですが、すでに半世紀も前のことなのですね。
東京の高い建物といえば東京タワーと霞が関ビルくらいがあるだけでした。羽田から六本木までのタクシー代が2580円という信じられない値段でした。一回りも二回りものどかでスローな東京だったのですね。
南青山から渋谷へ出て地下鉄で上野へ向かい、東北、新潟方面へ早朝出かけたものです。まだ新幹線も東京と上野はつながっていませんでした。
札幌へ戻ろうかどうしたものか思案の日々も南青山の日々でした。母の容態に一喜一憂、近くのお狐様へのお百度参りも思い出です。実情は二十度参りほどが関の山でして、深夜酔っぱらっての帰り道によく立ち寄りお参りしたものです。
配信では少しアップ目で最近の我の顔立ちを見てもらおうとキュウリパックに余念がございません。ウソ。元気な顔でご来場の皆様、配信先の皆様にお会いしたいものです。
2022年は36年ぶりの五黄の寅年、より充実の年にしたいものです。
前進あるもののみに希望や進歩がある。いたずらな要らぬ恐怖は出禁にしましょう。

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