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嗚呼!麻布十番永遠なれ

2022年02月15日 | カテゴリー: 山木康世 

札幌を離れての24歳の僕の原点だった六本木麻布十番界隈。
テレビ朝日からの坂道をゆっくりと降りてゆく。名前を玄碩坂という。今は全くこの世に存在していないので幻の坂。右手の崖の上には学校があったような。そして左手に見えてくる木造二階建ての森田荘が原点である。もっと降りてゆくと金魚やがあって西日にランチュウが盛んに多数群れて泳いでいた。降りきると麻布十番商店街のアーケードが広がる。十番温泉、山本理容院、登龍飯店、帽子や、煎餅や、パイコーローの美味い店。
十番は町だけではなく、僕自身の心の旅立ち界隈、今でも鮮明にあの頃の「白い冬」一色だった日々が走馬灯のように灰色の脳みそをグルグル、暇があれば味噌汁にして飲み下し独り涙しております。

皆様、永遠の友、猪鼻浩行氏の麻布十番をぜひお読みくだされ。

永遠なる麻布十番、好い街だ!

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