お江戸両国亭御礼
2022年02月26日 | カテゴリー: 山木康世
ここまで来たなぁ。なんとも演芸場の持つ安ど感が僕の心をギュッとつかんで離さない、良いなぁ!演芸をするために作られた会場は楽屋、花道、まるで墓石のように積み上げられたステージ。吊り物を考えての配慮、独特の色合いの引幕、場内の明治の大横綱梅ケ谷横綱の見事なしこ姿に心が弾む。いつもは和服に身を包んだ噺家の座っているところに、フォークギター、ハモニカ、マイク、歌う歌の基本はアメリカンフォークソング。和洋合体である。演者は古希を過ぎた。
両国という地名にずっと前から弾んでいた。橋を渡って見えてくる赤銅色の猪が冬の陽光に光っている。そこから走ること3分、目指すお江戸両国亭だ。
この1週間いわゆる江戸の下町に身をゆだねている。ここら辺の風情がお江戸の情緒、遥か昔に故郷北海道で夢見たお江戸の空気感歴史観が良い!
早速また来ようと円楽一門の演芸場両国亭を後にした。
皆さんお忙しい中、誠にありがとうございました。
♪ハッケヨイ ノコッタノコッタ♪
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