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埼玉県さいたま市/琴勝流大正琴本部御礼

2022年03月13日 | カテゴリー: 山木康世 

25キロほどで浦和に着いてしまう。浦和・大宮・与野が合併してさいたま市が誕生したのは2001年のこと。20年以上も前の話なのだが個人的には町が大きくなって政令指定都市になる動きはあまり好きではない。故郷札幌もそうなのだが、今までの町が区になって統制されて残ってはいるがイメージが薄れて大雑把になる感じが好きではない。長い歴史がはぐくんだ町の名前が消えてなくなる。時代の流れなのであろうが、そこに生きて息づいているものまで消えてしまうような一抹の寂しさのようなものを感じてしまう。
そんなわけで北浦和の3回目の会場でのLive。大正琴という楽器の教室が基本の会場は個性的である。日本固有の楽器はもっと愛されてもいい気がする。先の町の消滅とも共通する感じである。
そこに流れている空気や説明のつかない何かを感じてその日一日を過ごすことは大いに意義のあることと思っている。個性、独自性であろうか。
みなさま誠にありがとうございました。本当に程よい3月の第2土曜日を共に過ごすことができまして感謝です。風も穏やか、気温も20度ほど、人が快適に暮らせる地球の優しくあったかい日はめったにない。
また伺いたいと思っております。さらばじゃ。

ありがとうございました!

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