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ナンカクサクネー?

2022年03月17日 | カテゴリー: 山木康世 

電車に乗り込んできた女学生2人の会話「ナンカクサクネー?」
今でもハッキリ脳裏に刻まれている。
群馬埼玉辺りの独特のイントネーションの会話に思わず引率者として身の引き締まる思いだった。
もう何年になるのだろう、2月の梅の咲き誇る季節に越生オゴセへ梅林ツアーを行った。
日のSUNSUNと降り注ぐ下で梅を見ながら参加者で各々が持ち寄った昼食をとった。芝生の上の良き思い出だ。
そして歩いて「陽山亭」という食べ物屋でライブを行った。確か僕のステージの後ろにはツキノワグマの敷物が壁にかかっていた。
やがて各自のテーブルに火が炊かれバーベキューが始まった。室内に煙がモーモーと充満、さながら燻り燻製状態。
そして終演、電車で皆で帰路に就いた。
そこで乗り込んできた先ほどの女学生と相成るのだ。

後日作った歌が

「越生陽春陽山亭」
越生(おごせ)陽山 梅の里 
鮎の塩焼き舌鼓
今日の良き日の思い出に 
囲炉裏端に花よ咲け 

ほぼ電車1両燻られた山木倶楽部御一行様、そりゃ臭いわな。服や紙に染み込んだ思い出はそんじゃそこらで取れるわけがない。
あーあ面白かった!

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