名護バードランド御礼
2022年12月11日 | カテゴリー: 山木康世
国道58号線を北上、沖縄本島真ん中あたりの名護まで前進す。
3階建てのビルの壁に書かれた「リサイクルショップ あがりえ」
沖縄独特の壁面に直接書き込む手法だ。初めて訪れたときこの文化に驚いたもんだ。北海道ではまずお目にかかれないシンプルさだ。
1階2階と実に雑多なジャンルを問わないアウトレットのビルの3階に目指すバードランドはあった。だだっ広い、余裕の空間である。マスターはあいさつ代わりに「古希100曲DVD」をお買い求めてくださった。もう何も言うことはない。気は心である。
六本木に雨は降っているか?
頭は25歳に創った「雨ふり道玄坂」シャツはテリーと同じ色合いで決めてみた。
音は雑念のない良い今風な音で感謝であった。
川口市のキューポラの煙突は希望の空に屹立しているか?
最後は歌唱指導を交えて合唱と相成って、惜しげもなく72歳の夏に創った新曲で決めてみた。リフレインをしつこいほど何回も歌った。大勢の人の生の声を励みに2時間越えの名護の夜は更けていった。
表に出ると南の夜空に星々が、海の向こうには港の灯りがきれいだった。
皆様ご多忙の中、誠にありがとうございました。
繰り返し繰り返しのアウトレットになりがちの歌たちを再生、今によみがえらせる妙味は堪えられないうま味がある。ただ懐かしいだけではない。人も同じである。
今日はうるまへ向かって南進する。
それにしても暖かく穏やかな12月の沖縄である。このつつがない日々や暮らしを戦争などで壊しては絶対にいけない。
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