鎌倉由比ヶ浜くるくる御礼
2023年04月16日 | カテゴリー: 山木康世
新緑のくるくる。何度か訪れているくるくるであるが、今回江ノ電の走るすぐ横、沿線の門をくぐるとき思わず綺麗だ。小雨の降る中、庭の緑は生き生きと息づいていて緑のトンネルをくぐって中に入るという案配だった。
時折音を立てて走る江ノ電は程良い風情を木造昭和初期モダン住宅の中の空気を和らげて一時物思いにふける。コロナも収まったようでマスクの人も少ない。3年も翻弄された世界の人は活気を取り戻し元の生活へ、なんだかみんなの会話が恵みの雨のように優しくみずみずしい。電車は走る鎌倉、由比ヶ浜、小雨はそぼ降る新緑は萌え誇っている。
テリーと新ギブソンでのくるくる。諸事情で初めて2階でのLivelibrary。木製のフォークギターは雨にもかかわらず良い音を出してくれた。特に考えたわけではないが、それぞれの歌同士の関連性が見事にマッチしていた。こんなところにも50年キャリアの筋書きのない2時間に手前味噌で悦に入って満足。まず人間は環境あっての動物だ。考える葦とはよく言ったもの。その人間同士はより良い時間、世界を目指して生き抜いている。些細なことには目くじらを立てず論争をせず、他者の喜ぶ姿を見て喜ぼう。
戦争など時代遅れ、何もプラスはない。勝者も敗者もない。建設と破壊は仕方がないにしても、自らの手で人を殺してまでの侵略などこの緑に降る雨を見ていたら起こるはずもない。
自律神経の失調は世界を破滅に導く。栄養失調は意味のない死をもたらす。
「杞憂」という言葉に心惑わされないで、豊かな恵みの雨にしばし濡れて参ろう。
みなさんお忙しい中、誠にありがとうございました。
本日は千葉県市川市妙典でジャンケン大会、どのようなサクラコートが待っているのでしょうか。心よりお待ち申し上げております。
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