となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

福島県二本松市/Livespot SOLA御礼

2023年07月03日 | カテゴリー: 山木康世 

天気は一転、雲一つない30度越えの7月文月半夏生、厚化粧ではない。夏であるので暑いことは良いことなのであるが、さすがに車から出ると「アズーイ!」
安達太良山のおひざ元、二本松は2度目の訪問なのであるが、思い出せない。脳の片隅の記憶が徐々に動き働き出し、駅前のホテルに着いたとたんに一気に記憶の扉が開いて、鮮明によみがえってきた。不思議な脳の記憶の再現。すべてが赤裸々になる。
SOLAもすぐに戻ってくる。匂いまでも脳は記憶している。店の作りの隅々まで蘇ってくる。やがて地元の人々との再会の記憶が戻ってくる。
まだソロになりたての頃の会員様の動向はよく記憶されている。生まれて初めての環境における脳の働きはフル回転。いろいろな要素で散らばって記憶されている思い出が一気に蘇ってくる。
そんな中に仲良し三姉妹の記憶は消えていなかった。終演後グッズ売り場に声をかけて現れた3人の女性がおられた。一人が「名前をKと言います」僕の脳はすぐさま検索、3人を的中。当時会員が増えることを願ってふきのとう解散の負の動きをなんとか食い止めようと会社を面白がっていた。それでも無情なもので、こちらの意思とは無関係に止めてゆく人、滞る人になすすべもなく残念がっていたなぁ。仲良し三姉妹の登場は希望の人間の思い出として深く刻まれていたのだ。自分の福島県の会員様の動向も年と共に薄れていった。そしての再会である。不思議と名前をスラスラと述べる自分が不思議だった。元気で時を超えて会えることの重さと深さは何とも言い難い貴重なものである。
こうして過行く人生なのであるが、ここの3年ほどのコロナにおける今までとは違ってしまった人間の住むべき慣れ親しんできた社会の様変わりを痛く感じる。
個々人の力で取り戻すしかない。それとも割り切ってこれからの世の中を構築する方が良いのかもしれない。しかしそれぞの中に宿って記憶されている力は無視できないし消すことはできない。必要以上の恐れ対策は微妙に世の中を変えてしまうので、ネットにテレビ報道に振り回されないで己を信じて強く明るく生きることが大事なんだなぁ。
ホテルのエレベータの横の綿棒が目に入った。3本ほど耳の掃除にといただいた。しかしエレベータの行き先ボタンに直札触らず、この綿棒を使用してという綿棒だったのだ。
料理屋さんのトイレは自動化が進んでいて、ウオッシュレット操作坂に大きく書かれていた対策の文字。「絶対に手で便座を触らないでください!」それも二つ同じことが書かれていた。確かに転ばぬ先の杖ではあるが、そんなにコロナは急に現れたのか、そして今でも炎天下の元、蚊やアブのようにブンブン飛び回っているのだろうか。国民の一部が「杞憂」という心の病に罹っているような節も見られる。さっきまであった人間らしい世の中を取り戻すために日ごろからの治癒力、免疫力の強化に努めよう。
食いすぎは万病の元、クスリノリスクを肝に銘じよう。
三日間のツアーは無事つつがなく充実のツアーだった。お忙しい中お越しいただいた皆様、誠ににありがとうございました。
今日は南に南に針路を取って東京に戻って「普通の日常」を再起動、とりあえず当面の最大の目標は10月22日におけるバースデーを兼ねた音楽生活50周年お祝いコンサート「ギターと歌で半世紀半生記!」を成功させることだ。
ワタナベサンご尽力ありがとうございました。

大勢の皆様ありがとうございました


前説は渡辺さん。お世話になりました

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