小岩ジョニー・エンジェル御礼
2023年08月27日 | カテゴリー: 山木康世
楽曲「ジョニー・エンジェル」は1960年アメリカで大ヒットした歌である。1962年日本では森山加代子、ザ・ピーナツがシングルでカバー発売、大ヒットしている。僕が中学生になりたての頃、物心がつき始め自我に目覚める年ごろであったのだ。洋楽はロカビリー主流であるがベンチャーズ、ディラン、ビートルズ辺りが聞こえてき初めたころでもある。
「白い冬」を昭和のレット一トビーが聞いたのは中学生のころと言っていた。よほど心に入ってきたのだろう。しかし肝心の僕がいくつだったかは不明である。お客さんはラジオやレコード、カセットテープ、ネット辺りで初めて聞くということもあり、早まってふきのとうのデビュー時と考えてはいけないな。
そんな昭和のレット一トビーとコラボしたわけであるが、この場に居合わせた人たちにはどのように映ったのか興味津々。お三方お疲れさまでした。久しぶりにふきのとう時の自分を思い出していた。20代、30代、40代と縁の下の力持ち的に生きることができたもんだとハモリながら思うことしばしだった。
会場の「ジョニー・エンジェル」は1960年代にタイムスリップしたような懐かしい感じの雑多なライブハウスだった。お酒や男女の娯楽のライブハウス。少し遠ざかっていたがソロになりたての頃はよく全国各地で遭遇したもんだ。この年になって少し場が自分の音楽性に相応しくないかもと違和感を覚える。自分が今懸命にliveって生きている場にはお酒はいらない。むしろ午後の紅茶辺りが気分的に相応しいと感じている。もう50年近く前に18年間楽しませてもらったふきのとうはジョニー・エンジェル的でもある。
初対面同士は丁寧に相手を感じ入る思いが大事である。生の人間同士は会話も必要である。決して世の中がAI的になろうとも握手、名刺交換などして一期一会を意識しないと時間は過ぎ去って思い出だけになってしまう。
お忙しい中皆さまありがとうございました。
今週末から長めの東北ツアー、北部戦線異常なし。ヨーソロー、ヨーソローでyasu
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