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千葉県佐倉市サロンピースクエア御礼

2023年11月04日 | カテゴリー: 山木康世 

今や目的地へ確実に早くゆくのに2種類の選択がある時代になった。
今日の選択。駐車場でサロンピースクエアと喋って瞬時にグーグルは回答を出してくる。この検索には舌を巻く。案内開始、西へ、北へと何メーター。道なき道を案内する野暮なことは決してしない。若い女性の事務的な愛想のない声は仕事をしているという感じだ。しかし今日は混乱した。京葉道を素直にゆくものかと思いきや、千葉に入り圏央道を案内され、なんとも大渋滞にハマった。このハマり時間を利用してカーナビに住所を入れて案内を乞うた。カーナビの声は大人びて手慣れたやや年季の入った女性の声である。道なき道を彼女は案内。どうやら京葉道に戻すようである。戻ったぞ。さっきの道を素直に直進で良かったんじゃねぇのか。しかし今度は柏出口で下ろすような指示。柏の国道の地獄絵図が頭に去来する。無視してもう一つ先まで行ってやれ。今度は四街道で出るよう指示された。俺が行きたいのは佐倉だ。その10キロ先には佐倉降り口がある。そこでだ、四街道も無視だ。佐倉で降りるとまだ13キロもあると出ている。普通の日だと佐倉でも柏か四街道が近道なのかねぇ、誰に聞くともなく聞きたくなった。スマホは蓋を閉じても時折小声で喋っている。今はカーナビに任せているのでご安心を。時折GPS機能が働いておりません。なんて言って休んでいる。ときには両者真逆の事を言ったりするので頼り過ぎは禁物である。カーナビはやがてサロンピースクエアの建物の前へと吾を運んでくれた。
やっさんと演る予定で準備していたディラン「風に吹かれて」英語版。「佐倉惣五郎」千葉ならではの「チバニアンを見に行った」コロナ禍の作品「不知火の風」一つ歳を取って初めてのLIVELIBRARY、50年を占うような実り多き文化の日の夕刻、皆様お忙しい中誠にありがとうございました。
今日は墨田区のお江戸両国亭にお邪魔いたします。

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