練馬区江古田マーキー御礼
2023年12月04日 | カテゴリー: 山木康世
オーイ冬の空よ 俺は元気だよ
船の舵取りも 大分慣れてきたよ
道に強い日差し 雲の落とした黒い影
一口水を含んで しばし木陰で休んでた
やがて現れた出でたる 一陣の風神が
雷神と連れだって 俺を拳で押した
重い腰を上げたよ 額の汗を拭いたよ
未だ道の途上也 試練修練鍛錬
悟ってなんかない 欲望も枯れてない
間違いも犯すだろう 道も迷うだろう
けれど俺はいつも 胸を張って堂々と
生きてきた出鱈目に 道の真ん中辺りを
いつの間にか人並みに 一丁前に歳を取り
ある日気づいたら 髪は髭は白く
ずいぶん歩いて来たもんだ こんなに遠くまで来てしまった
さてさて次の電車 どこにどこまで来てる
風もなく穏やかな12月初めての土曜日。そして今年最後のマーキー〆の日。今年一年もつつがなく恒例のマーキーを、気心知れたご理解のあるお客様とともに過ごすことが出来たことに無上の喜びを感じておりました。
肩の力を抜いて、まるで普段の生活の延長線上のように如何に歌い振る舞うことが出来るか。何分自己流の音楽人生。半世紀も前に作った自前の歌を今現在、如何様に歌うかはとても面白いモノがあると発見。
僕とお客様の積み重ねあげた時間という魔法の塩の粉が歌に降りかかると、言葉では言えない妙味を醸しだし、双方の脳味噌に電流が発生。現実以上の120点の今の歌に仕上げてくれるのだ。歌の想い出は、ただ単に時間経過だけの想い出ではなくて、今まさに作り上げようとしている総天然色の想い出なのだ。
過去形ではない現在進行形の想い出とでも言っておこう。
まだまだこの想い出作りの娯楽は続きそうである。
お忙しい中、遠くからお近くからおいでくださりありがとうございました。次回はサクラのニュースが聞こえてきそうな3月の江古田でお会いしましょう。