「夢創館」は夢を作り出す揺りかご
2024年02月05日 | カテゴリー: 山木康世
札幌からすぐそこという街、恵庭に生涯初めて降り立った。一度自衛隊のお祭りを見に行ったことはあるが音楽関係では初めてである。
島松駅の目の前に、25年前農協の倉庫が「夢創館」に生まれ変わったという会場があった。このようなしっかりとした倉庫跡の建物はあまり見たことがない。もっともっと知られて良い「夢創館」である。過去には演劇が行われたが音楽はあまりなかったような印象を受けた。
クルマ社会の現代において駐車場などで何かと過密都市札幌で息苦しく悩み考えるより少し離れた恵庭辺りでの活動は心身ともに適していると実感した。東京辺りの過密さではお話にならない。伸び伸びと行うには「夢創館」は館の名の通りである。
経済経済と目の前のカネにばかり目が行って、言葉だけの空騒ぎに付き合うには時間がもったいない。
また是非訪れたいと思った会場である。かつての街の倉庫は経済の台所だったが、今は夢を創りだす大きな揺りかごのような感じでひっそりと雪の中建っている。
また来よう!