エゾ音は蝦夷の人間たちの音楽会
2024年02月05日 | カテゴリー: 山木康世
クラーク博士ら外国人先生を米国から招き入れて未来の町造りをした、ときの江戸を終えて明治に大改革した役人たち。150年ほど前の話である。時計台はその頃には札幌の町に時を知らせ刻んだ貴重な建物である。
日本三大こけら脅しのひとつ、札幌時計台と言われるが、中に入って札幌の歴史を見たら印象は変わるだろう。
エゾ音は45回目という。もうすぐ節目の50回。
主催の浅井氏は大学の後輩である。札幌市と組んで良い音楽会を続けている。BGMにディランを流すあたりで彼の心境を垣間見ることが出来る。
外は雪、マイナスの中大勢の人が雪靴の雪を払いながら木造の階段を上ってくる。会場使用の時間的制約の中、3時間に及ぶ音楽会。トリを努めた。
楽屋で待っている間、黙ってでも聞こえてくる弾き語り後輩連の今。自分の学生時代を思い出す。高くもなく低くもない今の自分を赤裸々らに語りかけているようだ。共感とウケ狙いは似て非なるものである。素朴に素直に、家でポロンポロンが基本だよ。応援してるよ。
FUNまつり、3日目は地元札幌の夜。大いにみなさんと共に打ち上がりつつがなく終演した。打ち上げも久しぶりの元気な盛り上がり。
また会おう。
ご来場のみなさん誠に有難うございました。