ステンドグラスの江東区シェ・クロード
2024年02月19日 | カテゴリー: 山木康世
地下に掘られて作られた空間にグランドピアノの最高峰が置いてある。このピアノがあるだけで調度品としては一級品の風格を持っている優雅と気品にあふれた部屋。そこに外の太陽の日がステンドグラスに反射して得も言われぬ光の模様を描き出しピアノの天板に反射、それが室内の天井に自然の模様を作る。しかし日が照っているときだけ、日が落ちれば消えてしまう。どうやって外の光を取り入れてるのか覗いてみた。外壁との50センチほどの隙間が光の元だった。普通は地上の教会などの建物に設置されているステンドグラス。恐らく拝みに来た人が空の神々しさを少しでも感じるようにと考えられたのでは。幸せは青空の彼方から。
昨日のイチオシは「冬の華」アコースティックギターにおける情景描写演奏の自由さは窓から入り込んできた空の光のパワーによるものと思った。いつもの弁天様はいなかったけれどミュージックの女神が優しく見守ってくれていたシェ・クロードの夕刻は春到来を予感させる穏やかなひとときだった。
みなさんありがとうございました。ほなサイナラアディオスアバヨバイバイ。22日はアンダンティーノでお会いしましょうぜ。
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